国内ドラマ『問題物件』第6話 偽物は暴かれるもの?
- Dancing Shigeko
- 2月26日
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
社長の不穏な気配。
今回は国内ドラマ『問題物件』第6話を紹介します!
[内容]
#6 火が出る部屋
室長が屋敷から退去されそうになっている。室長の住んでいる家は会社の所有物だからだという。その状況を打破するために成果を上げようと、若宮は問題が起きている物件はないかを調べていく。その中で新興宗教団体が住み着いていて、他の住民が入ってこなくて困っているという物件を見つける。
若宮は犬頭と二人で早速現地調査。手も触れていないところで火が出る奇術を見せつけられる。若宮は早速、住み込みで調査を始めるのだった。
[感想]
若宮が新興宗教の問題に臨む1話。
・バーナム効果に惑わされる
若宮はプリズマ光の会の体験に行く。そこで教祖・天音の言葉を聞いて、全部自分に当てはまっていると感じている。その事を帰り道に若宮が、すごいです、と感心していると犬頭が若宮に同じように全てを言い当てる。犬頭さんにもそんな力があったのですね、とさらに感心。
すると犬頭はそれは、バーナム効果と言って、大半の人に当てはまる事を言っているだけなのだという。今回、このバーナム効果という表現を何度も聞いて覚えた。これは記憶に残しておきたいキーワード。
・疑わない信者たち
火が勝手について、信者たちは疑問に思わないのだろうか。そんな超常現象が起きると本気で思っているのか。あまりにも信じ込み過ぎているのではないか。宗教というのはその位、信じ込ませる力があるという事なのか。
無宗教の自分にしてみたら、へぇ、程度にしか思わないような気がするだけに、この手の世界観は未知数。実際に目の当たりにしたら、驚くのだろうか。
・気づかないものなのか?
太陽光を集光して一点集中させることで火をつける。小学校で習う知識で火をつけていたことを明らかにする。そのために使っていた集光用の鏡の存在に誰も気づいていないというのがもう一つの不思議点。誰か一人くらいは気づいても良さそうな気がする。
なぜ疑わない?そんなに全てを信じ込ませる魅力があるのか。それだけ自暴自棄になっているのか。藁にもすがる思いの人たちには宗教は一つの拠り所なのだろうか。
もっとも宗教を否定するつもりはなく、何かを信じるのは別に悪いこととは思わない。ただ人に危害を与えるようなら考えもの、というだけ。ぼったくられていても、それを良しと思っているのだったら、それでいいように思った。
新興宗教、もう少しきちんと取り組んでいれば、周囲からの理解を得られただろうにと思う1話だった。
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それでは、また次回!
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