国内ドラマ『下剋上球児』第1話 野球に惹かれる南雲
- Dancing Shigeko
- 2024年1月5日
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
国内ドラマ『アトムの童』が最近見終わった日曜劇場作品。この作品はどんなネタ?
今回は国内ドラマ『下剋上球児』第1話を紹介します!
[内容]
#1 弱小野球部が甲子園を目指す3年間の軌跡と裏に隠された秘密
三重県立越山高校野球部に横浜の強豪校から山住先生が部長として転任してくる。
南雲先生は横田先生が定年を迎えると言うことで、野球部の監督を引き継いでほしいと相談を受けていた。南雲は頑なに辞退。しかし山住の強引な勧誘で監督の手伝いとして、練習試合に観戦に行くことになる。
練習相手が急遽キャンセルになったが、南雲は別のチームを呼ぼうと言って町中に声をかけまわって、草野球のチームが相手になってくれる。そして弱小越山高校の初試合が行われるのだった。
[感想]
元高校球児の南雲が、高校野球部の監督を受けるか迷う一話。
・弱小野球部の部員
野球部の部員は練習に来る1名+幽霊部員が数名。これで野球部として成り立っていると言うのが不思議。廃部にならないものなのか。
そして入ってきた新入部員。へたっぴばかりだと、心の中で念じている犬塚翔。彼だけは経験者で三重県の名門に来ないかと打診があったほど。ただ学力が足りず、越山高校に入ることになった投手。練習試合で他のメンバーの下手さにがっかりしている。
ピッチャーでチームメートに恵まれない。こういうパターンは、自分で全員止めると思って飛ばし過ぎて、潰れていくタイプなのではなかろうか。
話戻って、練習試合が決まった時点で正部員はわずかに四人。そこから九人集まったのが驚き。野球好きな高校生はどこに行っても一定数はいるものなのだとも感じる始まり。
・熱心な大地主
そこにさらに熱心な大地主・犬塚がいる。畑を潰して、グランドを作るという場面は、映画『フィールド・オブ・ドリームズ』を意識しているのか、と言った印象。
犬塚は練習試合を勝手に組んでくるほどの熱心さ。それだけに、試合中の暴言がひどい。もっと言い方があるのではないのか?と思わずにはいられない。
あの爺さんはこの先もあのペースでちょっかいを出し続けるのだろうか。
・野球ドラマか、人間ドラマか
今回の1話は高校生の練習試合と、南雲先生の葛藤が半々という印象。どうしても声をかけずにはいられなくなった時の南雲が、ついついアドバイスをする。その指示の出し方を見ていると、このドラマは野球が中心と感じずにはいられない。
しかし、主人公の南雲が野球部の監督を3年が引退するまでと条件をつけて、その理由に深い意味がありそうな様子を見ていると人間ドラマが中心のような気配にも見える。
国内ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』のような感じとも違いそうな気配。
果たしてこの先、どちらに重きを置いていくのか。野球の練習の様子、アドバイスがたくさん見られると、今後の野球観戦の参考になりそうでいいのだけれど、いかに?
野球への情熱が伝わってくる1話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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