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国内ドラマ『下剋上球児』第10話(最終話) 甲子園への夢を!

執筆者の写真: Dancing ShigekoDancing Shigeko

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 日本一の下剋上なるか?


 今回は国内ドラマ『下剋上球児』第10話(最終話)を紹介します!


[内容]

#10 絆が繋いだ奇跡…最高の仲間と甲子園へ

 決勝は伊賀商業。決勝も先発は根室。5回まで試合を組み立てていたが、ワンアウト満塁のピンチを迎える。タッチアップで1点取られ、打率7割の4番牛久に2点タイムリーを打たれ、0-3とリードを許す。ピッチャー交代して、流れを切って6回表、すぐさま同点に追いつく。

 試合は伊賀商業が終盤2番手投手の阪を捉えて、3-5とリード。しかしこのままでは負けられない越山。椿谷がバスターを見せ、前日負傷退場した久我原を代走で出て、早速盗塁で揺さぶり、逆転。そして見事に優勝するのだった。

 

[感想]

 越山高校が下剋上に成功する一話。

・椿谷の掛け声

 決勝戦の先発。椿谷は自分が先発でいいのだろうか、と自問している。その後、自分でいいんだ、と自分に言い聞かせて、円陣を組んで声を掛けに行っている。その時の気合いの入れ方、声の出し方に本気の気持ちが伝わってきて、実に清々しい、青春というか、高校球児の夏という感じが出ている。

 社会人になってここまで情熱を注ぎ込めるものは何だろうか。


・試合のテンポが良く

 決勝戦、試合がテンポよく進んでいく。一球一球に時間をかけるのではなく、一打者一打者、サクサクっと進んでいきつつ、点が動く場面では、それぞれの心境を描く。根室のもっと頑張れる、という気持ちで頑張っているけれど、打たれてしまうという展開に、現実は甘くないというのを感じたり、今回は最終話ということで、それぞれの選手が一年の時には、まともに打つこともできなかった様子や、ぐれていた頃の様子、塁を踏み忘れる様子など、みんなの成長を感じさせる描き方。

 そう言った要素を入れつつ、サクッと試合が進んでいく。あまり焦らす感じがないのは見ていて、気持ちがいい。実際の甲子園の試合を感じさせる。

 久しぶりに球場に試合を見に行こうか。

 

・甲子園への費用

 校長先生が優勝しても越山高校は甲子園へ行けないという。その理由は3000万円もお金が必要になるからと言う。これはどこまで本当に発生する費用なのか。三重県からでもそれだけの費用が掛かるのなら、北海道とか、遠くから来る学校はどうなってしまうのだろうか。かなりのお金が動いていることになる。

 いいビジネスチャンスと考えるべきか?高校の一大会のためにそれだけのお金が動くことを異常と捉えるべきか?何をするにもお金がかかるという現実も描かれていて、甲子園に出場するチームの見え方に変化をもたらす内容だった。


 越山高校の夏の地方大会の熱戦を感じられる一話だった。


 前回感想→こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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