こんにちは、Dancing Shigekoです!
皆実の狙いは何?
今回は国内ドラマ『ラストマンー全盲の捜査官ー』第7話を紹介します。
[内容]
#7 大切な人
大山埠頭で白骨化死体が見つかる。その捜査に皆実が加わる。皆実の前にデボラがやってくる。今回の容疑者・葛西亜里紗がスパイの可能性があると言って、捜査の状況を教えて欲しいという。
皆実は亜里紗にあって取り調べ、さらに彼女の動向を見守り、真相を調べていくのだった。
[感想]
皆実の元妻が登場する一話。
・意外な過去
今回事件の捜査情報流して欲しいと言って登場したデボラ。
彼女は元妻ですと、護道にあっさり説明する皆実。離婚していたという事実。その理由が、皆実が浮気をしたから、だと言う。その事実が意外。
護道も同じように意外そうな反応。
誠実そうに見えて、実はそうではなかった?
実際には、当時、皆実がハニートラップにハマったらしい、と言う結論になるのだけれど、ではデボラとヨリを戻すと言うことがこの先あるのだろうか。
・男を手玉にとる女性
ハニートラップという言葉を先に出しておくことで、今回の事件の容疑者・葛西亜里紗が次々と男性と会っている様子から、彼女も男を手玉に取っているような印象を上手に植え込んでいく。
歯科医に医師に、セレブな生活をするために手玉に取っているように見えなくもない。
しかし、実はその男性たちと食事をしている本当の理由は別のところにある。その部分を皆実は騙されることなく見破っていくという展開。
ただ世の中には、こうやって男を上手に騙そうとしている女性もいるのだろうなと思うと恐ろしい。ハニートラップという言葉が妙に不気味に耳に残るエピソードだった。
・馬目班の創設!?
馬目は今回の事件を解決したら、新たに馬目班が持てることが決まっていた。その事を現班長の佐久良に言えずにいる。馬目としては、事件を解決して佐久良の手柄にして、班を出ていきたいと考えている。
チャンスあれば、自分の想いも伝えようと思っている。ところが、事件後、佐久良と護道が親しく話しているのを目撃して、気持ちが変わる。
想いを伝えるどころか、班創設も断念するという流れ。こういう奥手な人というのはどうなのだろうか。黙っていても想いは伝わらないだろうに。
ただこのドラマに恋愛感情はあまり会わないようにも思うから、きっとその展開でよかったのだろうと思う。
・事件の真相は
今回の事件、見つかった白骨死体は葛西亜里紗の夫・征四郎だと考えられて捜査が進んでいく。歯の治療痕などからもほぼ間違いないとして、あとは動機の確認が取れたらいいというところまで来ている。
ところが皆実は亜里紗が会っていた人物、さらに彼女を狙う謎のチンピラ一味との関係から、一つの事実に辿り着く。
実は見つかった死体というのは・・という展開。
なるほど、そういう展開だったのか、と納得の流れだったのと同時に本当にそこまでうまくいくものだろうか?と思う部分と、実際には難しいのではないだろうか、と思う事件だった。
・動き出す41年前の事件
今回、護道泉から41年前の捜査資料を皆実は受け取る。そこには当時の内容が書かれている。心太郎が皆実の部屋に来た時に泉が慌てて、その捜査資料を隠している。しかし、心太郎は見逃さない。
後日、皆実がいなかった時にその資料を覗き見してしまう。そこに書かれていた内容から、皆実の両親を殺したのが心太郎の実の父親だったと知る。
この事実が一体、二人の間にどんな風に影響してくるのか。
41年前ということは、この辺りの登場人物はみんな40代後半から50代ということか。その辺りの事実もちょっとばかり不思議な感じがしてしまう。
皆実と護道心太郎、41年前の事件について再調査していることを知って、どうなっていくのか。実は冤罪だったのだろうか。
デボラの出現以上に41年前の事件の発覚の方がインパクトが大きく感じる一話だった。
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それでは、また次回!
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