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国内ドラマ『ラストマンー全盲の捜査官ー』全盲でも捜査は万能!

執筆者の写真: Dancing ShigekoDancing Shigeko

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 今回は国内ドラマ『ラストマンー全盲の捜査官ー』を紹介します。


[基本情報]

 脚本:黒岩勉

 演出:土井裕泰

    平野俊一

    石井康晴

    伊東祥宏

 監修:ダイアログ・イン・ザ・ダーク(全盲所作指導)

    古谷謙一(警察)

    國松崇(法律)

    岡本直子(ホテル)

 音楽:木村秀彬

    mouse on the keys

 挿入歌:神はサイコロを振らない『修羅の巷』

 プロデュース:益田千愛

        元井桃

        東仲恵吾(編成)

 撮影監督:山本英夫

 製作:TBSテレビ


[登場人物]

皆実広見:福山雅治

 全盲のFBI捜査官。交換研修生として日本の警察にやってくる。

 護道を呼ぶ時の「シンディー」の声の渋さが面白い。

護道心太朗:大泉洋

 警察庁の企画室室長。皆実のフルサポートをする。

 若干、他の作品のイメージと重なる感じがある。

 

[内容]

 全盲のFBI捜査官・皆実が交換研修生として日本の警察にやってきた。サポートを命じられた護道は皆実の世話をする。皆実が好き勝手に事件に首を突っ込んでいき、護道は迷惑を被っているように見えたが、皆実が次々と事件を解決していき、手柄が転がり込んでくるため、護道は皆実を信頼するようになっていく。

 実は、皆実は41年前の事件の真相を探ろうとしているのだった。


[感想]

 全盲のFBI捜査官と日本の警察官が手を組んで事件を解決していく作品。

・どこまでリアリティがあるのか

 福山雅治演じる全盲の捜査官・皆実。その時点で、どこか作り物っぽさが出てしまうのは、福山雅治だからなのか。スマホとヘッドセットを使いこなして、音声で情報を入手する。音に対する感性は人一倍高く、いく先々で指パッチンで空間の広さを確認しているのだと言う。そこまで耳が研ぎ澄まされている、と言うことなのだけれど、見えない分、耳だけではなく、触覚、嗅覚もかなり洗練されている感じ。

 実際、どのくらいなのだろうか。非常に気になった。あまりにも特殊な感じで描いていないだろうか、と感じてしまう。

・どこまで解決できるものか

 その皆実が次々と事件を解決していく。人気インフルエンサーの事件、有名俳優の事件、バスジャックなど、数々の事件に自ら首を突っ込んで解決していく。果たして、そこまで順調に解決できるものなのか。あまりにも優秀すぎて、やや驚き。

 ただ、そういった本当にそんな感じで解決できるのかな?といった懐疑的な目で見るのではなく、どんな情報から、解決していくのか。そのヒントはどのタイミングで見つけているのかなと思いながら見ると興味深い。一緒に事件を解きたくなってしまう。


・どこまで知っていたのか

 そして1番の謎は、41年前の事件について。皆実の両親が殺されたと言う事件の真相。そしてその先に待っていた人間関係。皆実は実はすべて知っていたのではないのか、と感じる。知っていて、護道に近づいたのではないかと感じてしまう。

 最初からすべてをお見通しだった。ただ、関係者を試していた、そんな風に感じる。あまりにも設定が出来すぎていると感じた。

 一話一話、全盲の捜査官が最先端の技術を使いこなして事件を解決していくのを楽しむ作品と感じた。

[各話感想]

 第10話(最終話) まさかの結末


 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



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