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国内ドラマ『ペンディングトレインー8時23分、明日 君と』第10話(最終話)  そして世界は・・・?

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2023年6月24日
  • 読了時間: 4分

更新日:2023年8月17日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 萱島と畑野がどうなるのか。


 今回は国内ドラマ『ペンディングトレインー8時23分、明日 君と』第10話(最終話)を紹介します!


[内容]

#10(最終話) 未来を乗せた電車

 白浜が弱音を吐いている。萱島は白浜だけは弱音を吐くなと伝えている。

 萱島がいつも通りの電車に乗っていると米ちゃんと会う。そしてみんなのところに連れられていく。畑野とも再会する。みんなと再会している時に寺崎から電話があり、厚労大臣と話ができ、秘密裏に防衛ロケットが打ち上げられる計画でいることを知らされる。これ以上、不安を仰がないように普通に生活をして欲しいと頼まれる。

 萱島は白浜と畑野と江ノ島に来て、もし来年もあったら、また来ようと約束をしていた。

 そしてその日が来るまで普通に生活を送っていくのだった。

[感想]

 隕石が衝突する日まで必死に生きていく姿を見せる一話。

・残った疑問

 米ちゃんが田中に手紙を書いている。そしてタイムカプセルに入れて、タイムスリップした近辺の線路沿いに埋めている。その手紙を、最後に田中が読んでいる場面が映し出される。

 一方、蓮見教授はどこからか電話を受けている。その連絡を受けて、一安心した様子でソファに倒れ込んでいる。これだけ見ていると、秘密裏に打ち上げられたロケットで隕石の進行方向を帰ることに成功したと見える。

 しかしここで思い出される加藤の話。ワームホールの説明をしていた時に、もし未来を変えることができたら、この森で生活していた未来とは別の未来が出来上がり、残っていた場合は、戻れなくなるだろうと言った話があった。

 米ちゃんの手紙を田中が読んでいたと言うことは別の未来ができなかったことを意味するのだけれど、実際のところはどうだったのか。製作者の意図はどっちにあるのか。自分たちで考えていたルールを忘れていた?そんなツッコミと疑問が残る最終話。

・みんな今を必死に生きていく

 萱島と白浜。それぞれもがいている。

 右手に力が入らず、美容師として役に立たない萱島。それでも母親のカットを待ち疲れて帰りたがっている女の子の髪をくくってあげるなどの違った役立ち方をしている。直哉がカットしている姿を優しく見守っている。

 白浜はどんなにヤジを飛ばされても、一人でも多くの人を救おうとしている。

 小春が赤ちゃんを産み、立花はジムでインストラクターに惹かれ、玲奈は明石と交際を始めるなど、みんなが普通に生活しようとしている様子が映し出される。

 さらに世界の映像も断片的に映し出されていく。ただ個人的にはこの作品に世界の断片的な映像は合わなかったような感じがした。不自然なつながりというか、ちょっと違和感。

・そして気になる二人の行方

 その日に備えてみんなで旅立とうと約束をしている。同じ8時23分発の電車に乗る約束をしている。その場所に白浜は行かないという。

 萱島は白浜を説得しようと決心して、白浜のところに向かう。畑野は萱島が来ないことを知って、電話をする。電話の向こうで駅の構内放送が流れているのを聞いて、畑野は荷物と小春の赤ちゃんを連れて、駅に向かう。(赤ちゃん勝手に連れて行っていいの?と突っ込みたくなる場面)

 ホームで萱島を見つける畑野。萱島はもう会わないつもりでいたから、電話がかかってきた時に、「あの電車であって、ポヤポヤお節介を知って、こんな人がいるのかと驚いたと貶した後、一生忘れられない、忘れたくない存在になった」と伝えている。ここで素直にありきたりの「好きだ」と言わないあたりが萱島らしい。そしてホームで萱島を見かけた畑野も「萱島さんがここで少しでも生きたいと思えるようになることを祈っていた」と想いを伝えている。

 素直なようで素直じゃない二人。そんな印象が残る。この二人は、どうなって行ったのだろうか。

 萱島、畑野、そして世界のその後が気になる最終話だった。

 前回感想→こちら

 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!




 
 
 

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