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国内ドラマ『ビリオンxスクール』AIで完璧な教師を作れるか?

執筆者の写真: Dancing ShigekoDancing Shigeko

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 落ちこぼれクラスにAI教師が現れる。


 今回は国内ドラマ『ビリオンxスクール』を紹介します!


[基本情報]

 脚本:我人祥太

 音楽:宮崎誠

 主題歌:Ado『ルル』

 科学監修:岩男徹

 警察監修:古谷謙一

 プロデュース:江花松樹

 演出:瑠東東一郎、西岡和宏、松下敏也、塚田芽来

 制作協力:ファインエンターテイメント

 制作著作:フジテレビジョン


[登場人物]

加賀美零:山田涼介

 加賀美グループのCEO。AI教師の実験のために私立絵都学園3年0組の担任として潜り込む。

芹沢一花:木南晴夏

 加賀美の秘書。一緒に学校に副担任として潜入。


[内容]

 加賀美グループのCEOがAI教師の実験をするために、私立絵都学園に教師として赴任する。担当することになったのは、落ちこぼればかりが集まる3年0組。秘書 芹沢を副担任につけ、3年0組の指導を始めるのだった。


[感想]

 AI教師が落ちこぼれのクラスを引っ張っていく作品。

・視聴率は高くなかったみたいだが

 世間的にはこのドラマの視聴率はあまり高くなかったみたい。しかし個人的には、加賀美の奇妙な動きと刺さる言葉、芹沢の適度なツッコミのバランスは見ていて、毎回爽快。得られるものも多い内容だったと感じている。笑いも真面目もあって、思春期の高校生にもメッセージとして刺さるものがあったのではなかろうかと思う。

 それでも視聴率低迷は時間帯の問題なのか?それとも内容の問題なのか。キャスティングの問題か?キャスティングという意味では、教頭先生とその側近の先生の毎回繰り返される賑やかな小ネタ、あるいは昭和女子と言われて暴れ回る女性教師あたりのキャラ設定が今ひとつだったかも?と思う部分はある。その辺りが低視聴率の原因か?

 個人的には視聴率関係なしに、得られるものの多いドラマだったと感じた。


・現実がこのくらいキレイに行ってくれたら

 加賀美が半グレちゃんたちを一人ずつ更生?していく。加賀美の仕掛けたイベントに生徒が一人ずつ関わっていき、その後には生徒が反抗的だった態度が変わっていく。

 最初の頃は、起立を誰もしなかったのに、一人ずつ起立する生徒が増えていく。最後には全員が起立して礼をするようになる。

 加賀美のメッセージが一人ずつきっちりと伝わっていって、態度が変わっていく。ドラマだからここまでキレイに行く。この一つ一つのエピソードをヒントに現実でも子供たちの行動が劇的に変化してくれたら、と思う。現実とドラマのギャップ。


・名言が多かった

 加賀美が生徒に話しかけるときに、いつも名言があったように思う。一つ一つを覚えていないけれど、雪美に言った、「一つ悪いことがあったら、それで全部の過去を否定する必要はない」と言った感じで、それ分かると共感できるものが多々あった。

 一つ一つをしっかりとメモとって、加賀美名言集を作れそうな気がする。どれもいい言葉だったという印象が残った。


[各話感想]

 第11話(最終話)  そして平和が訪れた?


 名言集を作ってみたいと思うドラマだった。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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