こんにちは、Dancing Shigekoです!
1日感想に間が空いた。また続けていこう!
さて、今回は国内ドラマ『ドラマスペシャル「名探偵・明智小五郎」第1夜「SHADOW~警察データベース流出‼︎犯罪者連続殺人」』を紹介します!
[基本情報]
原作:江戸川乱歩『怪人二十面相』
原案:平井憲太郎
脚本:酒井雅秋
プロデューサー:大川武宏 / 長谷川晴彦 / 安田邦宏
製作:テレビ朝日
[登場人物]
明智小五郎:西島秀俊
サイバーセキュリティ会社「AKロジスティクス」元CEOで、現在は独立している。警察のコンサルタントを頼まれる。
小林芳雄:伊藤淳史
警視庁刑事部サイバー捜査支援室 主任。明智小五郎と一緒に捜査を進める。
明智文代:石田ゆり子
明智小五郎の妻で、「AKロジスティクス」CEO。
小林真由美:岸井ゆきの
小林芳雄の妻。
[内容]
ひかり銀行へのサイバーテロを明智小五郎が解決。その腕を見込んで、警視庁刑事部の浪越は小林に明智小五郎をスカウトしてくるように指示を出す。小五郎は快諾、早速捜査に協力する。
依頼内容の暗号を簡単に解く明智。事件阻止に現場に向かうが間に合わず。そして次の暗号が届くのだった。
[感想]
西島秀俊が演じるコメディタッチの明智小五郎が事件を解決していく。
・ネット技術を駆使して解決
3人のハッカーを部下に事件を解決していく。とにかくキーボードを叩くのが速い、と言う印象。その一方で一体何を操作しているのかは、全くわからない。凄そうなのだけど、何が凄いのかはあまり伝わってこない。そしてこの3人が賑やか。そんな印象が残る。
それでも、最初のひかり銀行のフェイメールの絵から謎を解いていくときの流れはなんとなく凄いと言う感じ。
もう少し、推理を楽しむ感じの見せ方でも良かったのではないかと感じた。
・明智小五郎の人物像ってこう言うのなのだろうか
名前はよく聞く明智小五郎。しかし原作を読んだことがないため、どんな人物像なのかは正直知らない。そのため、このドラマの明智が一つの形として、認識される。のだけど、あまりにもコミカルなタッチ。
特に顔面を殴られると、「ぽよーん」と音が鳴って考えが飛んで、もう一発逆方向から顔面にパンチを受けると考えが戻ってくる場面が二度ある。そんなにまともに顔面にパンチを受けていて倒れないのかと言うツッコミが先に過ぎる。
その時に光る龍が脳内の記憶を再構築させていく映像の見せ方に明智のイメージは不思議な方向へと持っていかれた。
原作を読んでみよう、そう感じるキャラ設定だった。
・小林家の生活
小林芳雄が仕事から帰る。靴の向きを揃えて、中へ行こうとすると、義母がひょこっと現れて驚かす。リビングに入っていくと妻 真由美がテーブルの前で座っている。と言う構図が二回登場。二回目は玄関で義母が現れるのではなく、リビングに入った時に現れるのだけど、そんな間取りが見える。
印象的だったのは、芳雄との会話に気まずさが残ると義母と真由美が部屋に戻って行って、部屋から芳雄をこっそり眺め場面がある。二人の部屋はリビングに対して反対側に位置していてリビングの両側から芳雄を覗き見る形になっている。
そんな風に覗き見されていたらどちらかに気付いても良さそうなところ、全くそんな素振りがない。そう言った部分に小林芳雄のトロさが描かれているように感じた。
・一番印象に残ったのは…
全体的に淡々と進んでいく展開で、印象的な場面が少ない。そんな中で印象に残っているのは前述した明智が顔面を殴られる場面だろうか。そんなにクリーンヒットされているから、どこか他の人と異なった世界が見えているのではないか、と感じた。
オリジナルの明智小五郎がどんな描写なのかに興味を持たされる作品だった。
鑑賞日:2022年1月15日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments