こんにちは、Dancing Shigekoです!
引き続き、東野圭吾原作の作品を鑑賞してみる。
今回は国内ドラマ『ダイイング・アイ』第1話を紹介します!
[内容]
雨村が働くバーに閉店間際一人の男性がやってきた。一杯飲んで帰っていく。雨村は店を閉めて帰ろうとしているところをその客に襲われた。男は1年半前に妻を交通事故で亡くした岸中玲二。岸中は雨村を襲った後、自宅で自殺していた。
意識を取り戻した雨村は刑事からの事情聴取で交通事故のことを聞かれるが全く記憶がなく、なんのことか分からずにいたが、徐々に断片的に事故の夜のことを思い出していく。そして仕事に復帰した時、一人の女性がバーにやってくるのだった。
[感想]
交通事故を起点にバーテンダー雨村の記憶をたぐっていく1話。
・滴り落ちる血
雨の中、自転車で走っている女性がいる。夜遅く、辺りは真っ暗。見通しが悪い。傘もささずに走る自転車。その後ろから迫り来る車。そしてそのまま車は自転車に突っ込み、自転車に乗っていた女性は、車と自転車と壁かに挟まれる形で押しつぶされる。血が滲み出る。吐血し、さらに目からも血が流れ出ていく。
そのあまりにも凄惨な映像に目を背けたくなる。最初の事故でここまで惨たらしく描写するのだから、この先も血をたくさん流す場面が出そうと不安になる。
すると、雨村もバーからの帰り、頭を消火器で殴られ、出血。床に広がっていく血の海。あまりにも大量に流れ出る血の様子に恐ろしさ倍増。
事故に遭ったら、こうやってたくさん出血して、苦しみを味わうのかと思うと、無縁でありたいと願ってしまう。
・バーでお酒を
三浦春馬演じる雨村はバーテンダー。ジレ・ベストが非常に似合っている。閉店間際に入ってきた客にも表情を崩さず接待。男性客がハワイからの飛行機(ハワイ現地だったか?)で飲んだカクテルが美味しかったと話し出す。アイリッシュ何ちゃらと言っている。その話からアイリッシュクリームですか、と問い返している。
美味しいと思ったお酒があるというのは、羨ましい。お酒と縁遠い自分には、どれでもいいと思ってしまう。まだまだバーでお酒を楽しむという領域には辿り着いていない。
この後、一人の女性が入ってきて、テネシーを頼んでいる。メニューも見ずにお酒の名前が出てくるというのが、すごい。
バーでおしゃれにお酒を飲む生活をしてみたい、などと思っていた頃があったけれど、すっかり乗り遅れて、今では魅力を見出すのに苦労している。それでもドラマなどでバーでお酒の名前をサラッと伝えて、飲み親しんでいる感じを出している様子を見ると、自分もそういったお酒との付き合いもしてみたいものだと、また気持ちが戻ってくる。
探索してみようかな、そんな風に思う世界観。
・隠し事がありそうな気配
雨村が病院で意識を取り戻す。そこにすかさず刑事がやってくる。雨村を襲った人物は岸中玲二は、雨村が一年半前に交通事故を起こした女性の夫だという。その話をされても全く知らないという反応をする雨村。この辺りから、この物語の謎が描かれ始めているように感じる。雨村が交際しているらしい成美や、バーのオーナーと思われる女性 千都子、前に働いていたバー シリウスのオーナー 江島など皆何かを隠しているような感じがある。
交通事故のことを聞かれて、断片的に記憶が蘇り始める。特に裏がありそうな気配はないのだけれど、果たしてどんな事実が隠れているのか。
以前、原作を読んだのだけれど、雨村同様、断片的にしか記憶に残っていなく、純粋に先の展開を楽しむことができそう。
バーに現れた女性は何者なのかが気になる終わり方の一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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