国内ドラマ『キャスター』第2話 報道とスポンサーの板挟み
- Dancing Shigeko
- 1 日前
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
次はどんなスクープ?
今回は国内ドラマ『キャスター』第2話を紹介します!
[内容]
#2 オンライン賭博とスポーツの闇
国際バレーボール大会が日本で行われる。男子日本代表のキャプテンとして出場している名和がバーでギャンブルをしていた疑いで任意同行させられる。さらにJBNのキャスター・小池も任意同行されたことが報道され、JBNは慌てふためいている。国際バレーボール大会のスポンサーをしているイーストリーム社の社長・仁科は名和が逮捕されるようなことがあれば、スポンサーを降りるという。国際バレーボール大会を主催するJBNは、イーストリームが降りたら大赤字となるので、名和の潔癖を証明する必要がある。
ニュースゲイト・進藤はギャンブルの真偽を明らかにすると言って、報道に踏み切るのだった。
[感想]
国際バレーボール大会の裏に潜む不正に焦点を当てる1話。
・個人の謝罪を番組で
ニュースゲートのサブキャスターを勤める小池。進藤は今回の任意同行の騒動について小池に謝罪を仕向ける。そのあと、名和のギャンブル疑惑に関する本人へのインタビューが放送される。ギャンブルはしていなかったという彼の発言を裏付けるために、進藤は再び小池に話を振る。その後の展開を見ていて、う~ん?と感じる。
テレビ番組を私物化しているような感じの報告に疑問を抱かずにはいられない。その報道番組のファンにとっては、そういった放送も大切なのか。自分には理解難しい場面だった。
・国際大会を誘致すること
官房長官のコンサルタントをしている尾崎。進藤は彼に接触していく。すると国際大会を誘致するためにはロビー活動も大切と言って、その苦労を語っている。
国際大会が日本に来ることがいかに大変なのか、その現実が見え隠れする瞬間。これまでオリンピックやW杯などが日本で開催されることがあったけれど、その時も相当の苦労があったのだと改めて考えさせられる。
そう言ったビッグイベントの裏には多大な貢献をした人がいるのだろうというのを感じる。いかに今までそう言った人たちの存在を気にかけてこなかったか、というのを感じる場面だった。
・伝えるべきことを伝える
国際バレーボール大会を主催しているJBN。スポンサーのイーストリームがスポンサー契約をやめるかもしれない、というプレッシャーにJBN経営層はなんとかしてご機嫌をとるようにと指示。しかし編集長が伝えるべきことを伝えるのが報道。スポンサーのご機嫌をとるために忖度をしていたら、伝えるべき事が伝えられないと反論。
報道とお金。番組を作るためにはお金が必要。しかし伝えるべきことを伝えないのであれば、報道の意味がない。報道番組というのはこのバランスに日々悩まされているのだと感じた。
最後に衝撃の報道が流れて、新しい流れになりそうな感じが残る1話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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