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執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『オールドルーキー』スポーツを支える人たち!

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 今回は国内ドラマ『オールドルーキー』を紹介します!


[基本情報]

 企画:東仲恵吾

    高橋秀光

 脚本:福田靖

 演出:石井康晴

    木村ひさし

    伊東祥宏

 監修:大久保嘉人(サッカー)

    Mizuki(料理)

 音楽:木村秀彬

 主題歌:King Gnu『雨燦々』

 プロデュース:関川友理

        松本明子

 製作:TBSスパークル

    TBSテレビ


[登場人物]

新町亮太郎:綾野剛

 日本代表経験のある元Jリーガー。スポーツマネジメント会社「ビクトリー」に拾ってもらい、セカンドキャリアが始まる。

 こういう熱血タイプは分かりやすい。

深沢塔子:芳根京子

 ビクトリーの社員。新町の最初の仕事を一緒にする。

 仕事をテキパキとこなす感じがいい。

城拓也:中川大志

 ビクトリーの社員。新町の現役時代に憧れていた。

 あまり仕事ができる感じはない。

真崎かほり:岡崎紗絵

 ビクトリーの社長秘書。新町の仕事の仕方に感化されていく。

 国内ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』のイメージとはだいぶ違った。

高柳雅史:反町隆史

 ビクトリーの創業者で社長。

 厳しく、それでいてお茶目な部分のギャップが面白い。


[内容]

 Jリーガーの新町は突如チームが解散することになり、次の移籍先が見つからない。移籍エージェントとしてビクトリーに依頼するが移籍先は見つからず、引退を余儀なくされる。そのままビクトリーの社員として働かせてほしいと、高柳社長に相談。契約社員として、働き始める。そして徐々にビクトリーの仕事にやりがいを見つけていくのだった。


[感想]

 Jリーガーのセカンドキャリアを描く作品。

・スポーツ選手のセカンドキャリア

 Jリーグのチームが突如解散。37歳の新町は行き先が決まらない。そして明確な区切りもない中、Jリーグ生命が途絶える。本人は諦められず、トライアルを受けさせてもらうけれど、結局、力及ばない。

 区切りをつけるために引退試合をしてもらって、晴れてセカンドキャリアが始まる。(引退試合の前からビクトリーでの仕事は始まっている)

 スポーツ選手がスポーツから離れる時、その中ですんなりセカンドキャリアを見つけられる人はどのくらいいるのか。名前を知られるような活躍をした選手は、メディア関連の仕事などにも付きやすいのかもしれないけれど、試合に出るような選手は限られていて、その中でも超一流の活躍をした選手くらいがそう言った道に進めるのであって、一軍にいても、必ずしもセカンドキャリアが明るいとは限らない。

 そして一軍に上がることのなかったスポーツ選手も多数いるわけで、そういった選手というのはどうなっていくのか。今回の作品の中でも強制的に野球を引退させられる選手がいたけrど、彼らはその後どうなっていくのか。

 若くして引退を迫られる選手は、まだ方向修正はしやすいのかもしれないけれど、ある程度、年齢がいっていると何かと大変なのだろうと思う。

 そう想像した時に、新町はかなりの努力家。人一倍時間を割いて仕事をして、勉強もして、移籍のための代理人ライセンスも獲得する。人生、常に勉強できるものが生き残れるのだなと感じた。


・スポーツ選手を支える人たち

 興味深かったのは、スポーツ選手をマネジメントする人たちがいるということ。このドラマだけの世界なのか、実際にそういった人がいるのか。スポーツ選手が最大限活躍できるようにいろんな調整をする。移籍をしたいと言われたら、チーム探しをする。

 海外からスカウトが来たら、その方向に進んでいけるように、不安を取り除く。練習の環境を用意するなど、いろんなことがあるのだと思う。

 考えてみたら、オフの間に練習するためにも環境は必要なわけで、マネジメントしてくれる人がいなかったら全部を自分でやらないといけない。稼ぐ選手なら、こういったマネジメント会社にお願いできるだろうけれど、まだ活躍できていない選手などは、自ら環境を整えていかないといけないのだろうと想像。

 ちょっとばかり人を支える仕事という領域にビジネスチャンスがあるのかもしれない、と思ってしまった。


・新町を支える人たち

 右も左も分からない新町。スポーツマネージメントを始めて、いろんな苦労をする。挫折に近いことも味わう。それでも、帰ったら家族が応援してくれている。一時期は、どうしてサッカーをやめてしまったのか、理解できず娘から口を聞いてもらえないこともあったけれど、最終的には、新町が苦労している時に娘から温かい言葉をもらう。そういうのってすごい力になると思う。小学生の娘に言われたら、さぞ力になるだろうと思う。

 それに妻の果奈子も常に新町を支えている。さらに経済的な不安を払拭するために自らも行動を起こすといった支え方もする。新町のことを信じて、弱音を吐いていてもしっかり受け止める。

 そして力を得た新町が仕事に必死に向き合う。その姿が仕事の仲間にも感染していく。助けてあげたいという気持ちにさせる。

 こういったタイプの人っている。頼りないわけではない、ハッとさせられることに気づかせてくれる存在。それでいて、効率が悪くて助けたくなってしまう存在。

 新町のすごいところは、努力を惜しまず、人徳があったことだと思う作品。

 スポーツマネジメントに興味を抱く作品だった。


[各話感想]

 第10話(最終話) ビクトリーに新しい風を!


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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