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執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』第11話(最終話) 爆破テロは阻止したものの!?

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 真の悪は誰なのか?


 今回は国内ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』第11話(最終話)を紹介します!


[内容]

#11(最終話) バディ終焉!最後のねつ造

 首都爆破テロが計画されている。そのことをオクラのメンバーに伝えて、みんなで手分けして爆弾を探し始める。飛鷹は加勢の残したチップのパスワードをなんとか解読して、爆弾のありかを特定する。オクラのメンバーと手分けして探しにいくのだった。


[感想] (※ネタバレあり、ご注意ください

 首都爆破テロを阻止するために動く1話。

・井伏つぶやく

 入院中の井伏に飛鷹が会いに行く。加勢を殺したのは自分だと彼女に話している。井伏は「私たち、どこで道を間違えたのだろうね?」とつぶやく。

 果たして、彼らは間違えたのだろうか。その瞬間その瞬間で正しいと思ったことをやっている。ただ、正しいと思ったことが社会的に見て違法かどうか、というだけの問題だったのではないのか。何かを振り返るときに、間違えたと考えるよりも、何と価値観が合っていなかったのか、と振り返った方がいいように感じた。


・犯人を野放しにしていいのか?

 時効を撤廃にする。そのために、世の中に凶悪犯罪犯が時効になるように仕向ける。そうすることで世論に時効撤廃の風潮を植え付ける。

 という理由で未解決事件をいくつも作り上げていく。未解決になることで遺族たちがどのような心境になるかよりも、捕まえた時に裁くことができるようにすることを優先したという。

 時効撤廃に反対するものだったのか?わざわざ事例を新しく作らなくても、それまでの事件でも十分だったのではないか?

 やり方がちょっと違うような気がする。


・問題はどこにあるのか

 首都爆破テロの目的を、飛鷹はHide&Seekの指示役から聞く。その理由を聞いて思ったのは、何が正しいのか。

 その言い分も分かる。しかし、やはりどこか歪んだ発想と感じる。では、どこに問題があるのか。何でもかんでも批判する文化がこのような事件を、Hide&Seekのような組織を作り出したのか。

 そんな気がする。批判、または無関心。その国民の政治に対する姿勢が、首都爆破テロという発想を生んだのではないか、と思うと他人事ではない結末だった。


 爆破テロを止めてもなお疑問が残る。まるで次のシーズンが予定されているような終わり方と感じる1話だった。


 前話感想こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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