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執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』大義のためには犠牲も必要?

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 24年秋ドラマ、フジテレビ火曜日10時枠を鑑賞しました!


 今回は国内ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』を紹介します!


[基本情報]

 脚本:武藤将吾

 音楽:林ゆうき

 主題歌:kroi「Jewel」

 警察監修:大澤良州

 医療監修:山本昌督

 アクション監修:佐々木修平

 警護監修:古谷謙一

 演出:柳沢凌介、森脇智延、尾﨑隼樹

 プロデュース:足立遼太朗

 制作協力:FILM

 制作著作:フジテレビ


[登場人物]

飛鷹千寿:反町隆史

 元捜査一課所属の警部補。現在は警視庁捜査一課特命捜査情報管理室・通称オクラで未解決事件を追っている。

不破利己:杉野遥亮

 オクラに配属になった若手巡査部長。飛鷹とバディを組む。


[内容]

 未解決のままになった事件を捜査する特命捜査情報管理室・通称オクラ。捜査はしておらず、資料の整理中心。ところが、匿名のタレコミ情報が入るようにな理、そのタレコミに基づいて捜査を進めると未解決だった事件が解決していく。

 オクラは続けて届くタレコミ情報をもとに未解決事件を次々と解決していくのだった。


[感想]

 未解決事件を捜査する特殊班・オクラの活動を描く作品。

・事件解決のために…

 タレコミ情報から事件の再捜査を始めると、事件現場から証拠品が見つかるという展開が続く。何年も前の事件なのに証拠品が残っているというのが不自然と思っていると、実はそれは飛鷹が捏造していた者だと明らかになる。

 事件解決のために、証拠品を捏造する。そうまでして犯人と断定できるのはなぜなのか。その辺りが不思議だなぁと思っていると、そこにはカラクリがある。

 Hide&Seekと呼ばれるファイルに事件の真相が全て書かれているという展開。単なる未解決事件を解決する系列の作品と思っていただけに、予想外で興味が湧く展開だった。


・未解決事件の先に…

 さらに調べ上げていくとHide&Seekに関わる人たちがいることが明らかになっていく。一体、どういう意図で事件を未解決にしているのか。さらにその資料に出てくる未来の事件予告。そこにはどんな狙いがあるのか。

 その事実が明らかになった時に、非常に考えさせられる。

 一言でまとめるなら、税金の使い道を正当化するため。その発想に理解を示していいのか、どうなのか。

 世の中の人々が無関心だから、こういう発想になったのかもしれないと首謀者たちの思考を想像。政治とはそういう世界なのかな?疑問が残った。


・あまりにも被害多すぎ?

 この作品、結構関係者が次々と殺された、という印象が残る。あまりにも被害者が多いように感じる。飛鷹に関係する人物も被害にあっていて、結構、容赦ない展開の作品という印象が残る。

 大義のためにある程度の犠牲は仕方ない、と言っていた人物も被害に遭い。後半に行くに連れ、やや発散していったような印象も残った。


 狙いは分かったものの、決着がついたかと言ったら曖昧のまま終わったような印象が残る作品だった。


[各話感想]


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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