こんにちは、Dancing Shigekoです!
データは戻ってくるのか?
今回は国内ドラマ『アトムの童(こ)』第4話を紹介します!
[内容]
#4 タイムアウト
データが消えていたけれど、プログラムは残っていたため、なんとかイラストを再度作れば良いとわかる。しかし時間がない。そこで那由他は害虫を提案。隼人は反対していたが、納期を遅らせては意味が無いと那由他は妥協半分で対応。ギクシャクした空気の中、仕事が進んでいくが、外注の成果物に那由他が先に修正依頼をかけにきていたことを知って隼人と那由他の関係は修復。
二人はラマチャンドランが来るまでにゲームを仕上げようとして、力を合わせていく。いざ、商談の日、鵜飼がデータを消そうとするのだったが。。
[感想]
商談に向けてアトム玩具の全員が力を合わせていく一話。
・外注を使ってでも
投資家ラマチャンドランとの商談をなんとしてでも成功させて5000万の融資を獲得したいアトム玩具。その状況を十分に理解している那由他は、商談までにゲームを間に合わせるには外注しかないと考え、提案。険しい顔でその決断を聞いている隼人。
いざ外注の担当がやってきて、リモートで作業をさせてもらいたいという提案で、さらに険悪な感じになり、出てきた成果物でいよいよ隼人の怒りが爆発。妥協している那由他に苛立っているのが見て取れる。
どうするのかと思いきや、那由他はデータを作ってくれた担当の自宅に乗り込んで修正を依頼している。後から隼人もやってきて、同じように修正を頼もうとしている。結局、二人とも他人の作ったものに納得はいっていなくて、なんとしてでも自分たちの求めるものを作り上げたいと思っている。その情熱、そこまで真剣に取り組める仕事というのが実に羨ましい。自分にはそこまでの情熱、思い入れはあるだろうか。
・商談を成功させるために
海も那由他と隼人の二人がゲームを作り上げるのを待つのではなく、ラマチャンドランとの商談を成功させるためにできることを考えている。彼がどのような趣味の持ち主で、来た時に少しでもアピールできるようにと、倉庫に置いてある金型を取り出してきて、フィギュアを用意していく。その荷物の持ち運びには鵜飼にも協力してもらって、全員で力を合わせて取り組んでいる。その様子が実にいい。
できることを、その為に、ラマチャンドランの経歴や人間性も調べている。そこに響くような打ち手を考えていく。できることを考える力、いい勉強になる。
・トラブルを前向きに
そして何よりも今回の刺激になったのは、データが失われて、そのまま再現するのではなく、さらに改善を考えていること。時間がなくて、元通りのものを作り切るだけの時間がなかったというのも、きっかけではあるものの、目標に対して、現状を把握して、ギャップを埋める。商談の日まで時間がない。それでも背景を入れ込む必要がある。元々作っていたものに辿り着かせようとしたら、どう考えても時間が足りない。限られた時間の中で、品質を落とさず、むしろ上げる方向で考えを巡らせ、最終的にさらにいいものに仕上げていく。
できないと考えるのではなく、できると考えて、そこにたどり着くために考えを巡らせる。この前提は、前向きに窮地を捉える姿勢。その姿勢があるからこそ、作り上げられたのだと思う。
この姿勢は、今の仕事でも見習いたい部分。どうしても自分の状況が芳しくなくなってくると、保守に走ってしまうというか。そうならないようにできると信じて、なんとかする方法を考える気持ちを持っていこうと刺激になった。
自分の仕事への姿勢にも刺激になる一話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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