こんにちは、Dancing Shigekoです!
どんなゲームを作っていくのか。
今回は国内ドラマ『アトムの童(こ)』第2話を紹介します!
[内容]
#2 もう一人のジョン・ドゥ
那由他は早速アイデアを提案し、たたきを作り上げていた。しかし何かが足りない。その先のアイデアに詰まっている様子を見て、海は相談相手になるパートナーが必要だと言う。もう一人のジョン・ドゥ 菅生隼人に来てもらったらいいと提案するが、猛反発。別のルートで探そうとしてゲーム・ジャムに参加すると、隼人と偶然同じチームになる。口もきかずにその場を去っていく那由他。
海は二人の間に何があったのかを知ろうと調べていく。そして強引に隼人に那由他のゲームを見せる。那由他は隼人がなぜS@gasに入社したのか、その理由を知って、もう一度、一緒に作ろうと伝えるが、もう引き返せないと断られる。
しかし・・・
[感想]
那由他が早速、一つゲームを作り始める一話。
・ゲームの中に新風を
これまでのゲームは自分のキャラクターを操作するタイプ。今回はキャラクターではなくステージを操作して、キャラクターたちを思うように動かすというタイプ。そんな提案をイキイキとしている那由他。
いろんなゲームをしているから新しい方式のゲームを思いつく。
隼人がS@gasの興津の契約書にサインするしないで迷っている時に興津に質問をする。ストⅡのどの技が好きかというところから、隼人がストⅡのすごいところはガードという仕組みを入れたことだという。これまでのゲームから何が変わったか、という観点でゲームをしている事実に驚き。
那由他も隼人もこよなくゲームを愛していて、いろんなゲームをしているからこそ、面白いゲームが作れるのだと感じる。たくさん知っている、というのは大切ね。そしてこれまでとどんな違いがあるのかを考えながら触れるというのも大きいのだと思う。
・明かされる過去
那由他と隼人が犬猿の仲になっている。昔はジョン・ドゥとして一緒にゲームを作っていたとネトカフェの店長から聞かされていた海にしてみたら、なぜそうなってしまったのかを気にしている。
それで、二人の間に何があったのかを隼人に聞き、答えてもらないと、次は店長に聞きにいく。意外とあっさり過去が語られる。
那由他と隼人の間を取り持っていた緒方公哉。ダウンウェルに続いて、新しいゲームを作っていたけれど、お金が底をつきそうになる。その時、公哉がとった行動は開発中のゲームをS@gasの興津に紹介して支援してもらうことだった。
しかし何の断りもなく、S@gasの名称でゲームが発表されているという事態になって、責任を感じた公哉は自殺してしまった。那由他は責任を感じてゲーム作りから手を切り、隼人はこれまでのことを無駄にしたくないと言ってS@gasに入社と相反する道を選んだのだというのを知る。
それだけ聴いたら、隼人の行動は理解できない。ところがそこに狙いがあったと知って、結果的に、那由他も隼人も目指していたものは同じだったという流れ。
もっと暗い過去が潜んでいるのかと思っていたけれど、意外とシンプルだった。
・良き助言者がいて
ゲームを作る力をつけるために見ず知らずのメンバーが集まってゲームを作るイベントがある。そこに那由他を連れて行って、パートナー探しをする。この辺りの発想って地味に海の功績だと思う。仕事を順調に進めるために相談できる人がいると言うのが大切と考えるあたりの柔軟さ。
そこで偶然にも隼人と再会。そこから二人の距離に変化が起きて、最終的に関係が修復される。再び那由多と隼人が手を組んで、ゲームを作っていくようになるという展開。
ゲーム作り、それを実現するプログラミングができても、最終的にいいものに仕上げるためにはアイデアも必要。一工夫加えていこうとした時に、一人で作るよりも、二人で議論しながら作っていくのがいいのだと感じる。パートナーの大切さを感じる展開だった。
ジョン・ドゥの二人が再び手を組んだらどんなゲームに仕上がっていくのか。まだまだ興津が邪魔をしてきそうな気配が残る展開。どう乗り越えていくのか気になる一話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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