こんにちは、Dancing Shigekoです！
今シーズンはリアルタイム鑑賞に挑戦中。
今回は国内ドラマ『くるり～誰が私と恋をした？～』第1話を紹介します！
[内容]
#1 記憶喪失と恋の四角関係!?
緒方まことが転落事故で記憶を失った。
何も思い出せない中、仕事に復帰する。いろんなことに違和感を覚えながら、初日を終える。同僚の朝日は困るまことを見て手伝ってくれていたが、女性社員の中では、まことの陰口を言っていた。自分には本当の友人がいない、ひとりぼっちと思っていたところに、元彼と言う西公太郎が会いにくる。困ることがあったらなんでも言って、と言われていた。
仕事には馴染めず、とうとう部長に意見を言って辞めてしまう。その帰り、街中で子供達の風船を取ってあげていた男性に一目惚れしたと言われるのだった。
[感想]
記憶喪失の女性の数日間を描く一話。
・記憶喪失とは？
本作品、主人公の緒方まことは階段から転落して頭を打った衝撃で記憶を失ってしまうという設定。記憶喪失というのはどのくらい忘れているものなのか。人間の脳とはどういう作りをしているのだろう。
まこと自身のことは一切忘れていて、話をすることや普段の行動については全く問題なくこなすことができるというこの構図。記憶喪失ものではよくこういう設定になっている。こういった事象が本当に発生するのか。いつも不思議に思ってしまう。
ドラマでは記憶喪失がテーマになることがあるけれど、これまでの生活の中で記憶喪失の人と出会ったことはなく、この世界観がどのくらいリアルなのか、といつも思ってしまう。
ただ、仕事に関しては、もし自分の記憶が飛んでしまった時のために、履歴をきっちり残しておくことは大切なのだろうって思った。
まことはどのタイミングで記憶を取り戻すのか。桜という言葉を聞いたときに、微かに記憶が戻った気配を見せていたけれど、この先、桜を見て思い出すのか？その時、どんな事実が待ち受けているのか？
・恋人は誰だったのか？
まことのカバンの中に男物の指輪が入っている。それを見たまことは自分には彼氏がいて、その指輪をプレゼントしようと思っていたのだろうと想像している。それで、自分に話しかけてくる男性の指に指輪をはめてみて、サイズが合うかを確認している。
すると朝日にも、元彼の西にも合う。それで誰に渡すつもりだったのかわからなくなっていく。
ふと思う。これは渡すつもりでいたのではなく、そういうのを持っておくことで自分には彼氏がいますアピールをしていただけなのではないかと。だから本当は誰も付き合っている人がいなかったのだと。
とすると、西の発言がやや矛盾してしまうのか。二股かけられて振られたというのだから、誰かがいた？いや、その発言こそが偽りだったということでは？と深読みしてしまう。
そして、まことは何を見て逃げていたのか。ピーぽー君みたいな着ぐるみを着た人は本当にいたのか？いたとするとそれは、もう出てきているのか？
このドラマ、実は謎解き系の作品なのか？
・本当の自分とは？
そして気になったこと。記憶を失う前の自分はどんな人だったのか？と気にしているまこと。周りの人の情報を総合すると、人に当たり障りなく接して無難にその場を凌いで行こうとしていた人付き合いの浅い人だった？という結論になりつつある。
その自分を思って、そんなのは嫌だなぁと思っている記憶喪失後のまこと。
さて、客観的に記憶喪失前の自分って嫌な感じ、と思っている今のまこと。そういうことは起こるのか？性格が変わったということなのか。
今の自分が過去の自分に、何か違うと思っているのなら、何もその時の自分の考えに合わせる必要はないのでは？
そして思う。本当の自分とは、今の自分なのではないかと。今、この瞬間にあれこれと感じている自分こそが本当の自分なのではと。
仮に記憶を失って、今は、その仕事を手伝うべきと思ったのなら、それが今の本当の自分ということでいいのではないか、そんな風に感じた。
この作品、嘘つきを探せ系なのか、今後の展開がまだまだ読めない1話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください！
それでは、また次回！
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