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国内ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに-』復讐は何も生まない

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2024年6月24日
  • 読了時間: 3分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 赤楚衛二と錦戸亮のダブル主演作品。


 今回は国内ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに-』を紹介します!


[基本情報]

 企画:藤野良太

 脚本:伊東忍、中村允俊、奥村徹也、吉高寿男、木江恭

 音楽:堤裕介

 主題歌:Stray Kids『WHY?』

 プロデュース:足立遼太朗

 制作協力:storyboard

 制作著作:フジテレビ


[登場人物]

天堂海斗:赤楚衛二

 元記者。大友が父を殺したと考え、彼を阻止するために天堂記念病院で働くようになる。

大友郁弥:錦戸亮

 心臓血管外科医。

朝比奈陽月:芳根京子

 海斗の恋人。連絡が取れなくなり、別れる。天堂記念病院で働く看護師。


[内容]

 天堂海斗は父が天堂記念病院の理事長の座に固執していると思って疎遠にしていた。ところが彼が海斗が子供の頃に自らの手で救ってあげられなかったことを悔いて、今の新病棟プロジェクトを進めようとしていると知り、歩み寄ろうとしていた。その矢先、父は亡くなってしまう。

 何者かに殺された可能性があると知り、真っ先に大友を疑った海斗。彼が何のために天堂記念病院にやってきたのかを探るために海斗も病院で働くようにするのだった。


[感想]

 海斗と大友の天堂記念病院の理事長の座をかけた争いが中心の作品。

・復讐というのは

 海斗は大友を病院から追い出そうと必死になっている。大友は何かを企んでいる。海斗はなんとか大友を追い払いたい。そのために、外から心臓血管外科医を追加で招聘。朝比奈美咲の治療を彼女に依頼することに。復讐したいために冷静な判断を失ったこの行動。もっと咎められるべきなのではなかろうか。

 美咲の手術が医療過誤だった、それを隠蔽しようとしたことよりも、名声のために、大友を追い出したいためにしたこの決断こそが実は最大のミスだったのではなかろうか。

 復讐にいいことは一つもないのだと感じる。


・理事長の座に取り憑かれて

 さらに途中から理事長でいることに、妙に固執している感じが出る。その様子はやや異常なまでの固執に見える。若くして多くの人たちを従えて、なんでもできるような勘違いをした結果の顛末。

 実力が伴わない人がトップの座につくといいことがないのだとしみじみと感じる。そんなことを言う、自分はどうだろうか?今の立場だって怪しいのかもしれない。


・堕ちるところまで堕ちる

 理事長の座に固執し、大友に復讐したい、といった歪んだ気持ちで仕事をしていると誠意というものは失われる。慕ってくれていた木下をいいように利用して、結果、裏切る形になる。美咲の術後の異変に耳を傾けない岡田先生を引っ張ってくることになる。

 そしてどんどん失われていく。理事長の座を退けばいいか、と言ったらそんなレベルではないように見える。最後は諸悪の権化は会長だったという感じになって、陽月とは、普通に話せる関係に戻っている。大友とも、微妙に話せる感じになっている。

 堕ちるところまで堕ちた割に、底辺までは行かなかった、という不思議な展開。


 復讐に取り憑かれた人の行く末を見届けるのは、あまりいい気持ちがするものではないと思う作品だった。


[各話感想]

 第10話 直接対決!

 第11話(最終話) 決着はついた?!


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


 
 
 

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