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執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』第9話 内通者は…!

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 ついに最終話。


 今回は国内ドラマ『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』第9話を紹介します!


 前話感想はこちら。→感想

[内容]

 新名は成合が狙っていた設計図の入ったフロッピーに関して、佐久間に報告していた。安全な場所に隠すことになり、セーフティルーム(横浜海上保安部地下3階よりも下の階層)に保管する。また佐久間からは早川次長がブラックバタフライの内通者である可能性が高いことを聞かされていた。

 DCUはG20東京サミットの開催を控え、警備を進めていた。その最中、サイレンが響き渡る。海上保安部内で爆弾が見つかったのだった。他にもないか、捜索しながら、成合が侵入しているとして、追いかけていく。

 爆弾捜索を進む中、成合はセーフティルームからフロッピーを奪って逃げていくのだった。


[感想]

 ついに成合との対決に決着がつく1話。

・誰が内通者か

 佐久間から、早川次長が頻繁に笠原(東都重工)と連絡を取っていた通話記録が確認できたと知らされる新名。その言葉を受けて、新名は早川の動向を見張る。この場面、どうも胡散臭い。紙に印刷された通話履歴など信用できない感じが半端ない見せ方。

 そこからしばらくの間は、誰が内通者なのかを一緒に考えながら鑑賞。個人的には、この人物が怪しいの目星はついていたけれど、他にも怪しく見えてくるから不思議。誰が嘘をついているのか。

 ただ、早川が内通者ではないことは、なんとなく分かる見せ方だったように思う。(そして実際にも・・・)


・なぜ早川は新名を見張るのか

 今回、早川は森田に新名を監視するように指示を出す。暴走する新名を阻止したいという感じで伝えていたのだけれど、その真意が何なのか。内通者だと疑われていることに気づいた早川は、新名に対して、私ではない!と伝える。その言い方がまるで内通者を知っているような言いっぷりだったのも気になる。

 最終的に早川がなぜ執拗なまでに新名を監視させていたのかが不明で終わったのは残念。スッキリしない感じが残った。もう少しその部分の詳細が描かれてもよかったのではないかなと感じる。


・ついに復活か

 もう一つ謎が残った印象。

 それは成合の存在。彼は結局、テロリストだったのか。それとも潜入捜査しているだけなのか。そんな感じの印象を与える瞬間があった。

 内通者と設計図を復元するために必要な鍵の奪い合いがプールでされていた。その時に、新名がプール底に手錠を掛けられ逃げ出せなくなる。さらに成合は、内通者に不意をつかれて意識を失い、同じようにプールに落とされる。

 ところが、次の場面で、新名も成合も生きている姿を見せる。その登場の仕方が、二人の関係が復活したようにさえ見える。その後、結局、成合は再びいなくなって終わっていくのだけれど、ここも非常に疑問が残る。成合はどっちの側の人だったのだろう。

・セーフティルームのセキュリティ

 新名がフロッピーを海保のセーフティルームに保管したことを知っている成合・笠原のテログループ。そこへのセキュリティは三段階になっていて、上官のみのセキュリティカード、さらには生体認証、そして二人が同時に鍵を開ける三段階。

 そのセキュリティを破ることができると言う笠原。その理由はセキュリティの構築をしたのは東都重工で、責任者が自分だったからだという。この場面、開発責任者だったら、その後のセキュリティをすり抜けることができると言うのは、かなり危険な設定。もしそんなことだったら、国家機密に関わるセキュリティシステムは外注できないことになるなぁ、などと思う場面。そんな穴があっていいのか、って突っ込みたい気持ちが湧かずにはいられなかった。


・内通者は逮捕されてが。。。

 何よりも気になるのは、結局、これでよかったのか、という疑問。

 真子が成合の人質になっている時に、成合のスマホのロックを解除する。(この時の暗証番号もあまりにも、簡単すぎないか?と気になってしまうけれど。。)その時に「俺を信じろ、水は嘘をつかない」とメッセージが入っていたという。

 スマホの中を覗き込まれることを見越した細工がされていたと言うことだったけれど、結局、重要なものを持って逃げていったと言う事実は残る。

 本当にブラックバタフライだったのか、なぜテロになったのか。本当にテロなのか。それにどうやって15年前生き残ったのか。

 など、もっと知りたい事実があまり描かれずに終わった。想像して楽しみましょうと言うことなのだろうか。気になることがたくさんの結末。


 DCUの活躍はこれからも続いていくと感じさせる最終話だった。


 皆様の感想も是非お聞かせください!

 それでは、また次回!



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