こんにちは、Dancing Shigekoです!
まさかの友達に戻ろう調。
今回は国内ドラマ『366日』第9話を紹介します!
[内容]
#9 心から笑える相手の事を理解したい…運命の再会
遥斗と明日香は忘年会以来、連絡を断っていた。明日香のところには母親がやってきて、しばらくの間、お邪魔するという。またサークル活動の紹介を受けて、見学に行っていた。
その二人をなんとかしたい、と考える智也は莉子の理学療法士の試験の打ち上げで、みんなを集めようとする。しかし、遥斗は、コンペに出すメニューの検討で不参加。明日香が飲み過ぎて、和樹が部屋へ送ってあげる。和樹は明日香の母親といろんな話をしていた。
後日、明日香の母は和樹にお土産を渡してあげて欲しいと頼んで家へ帰っていく。それを和樹に渡しに行った帰り、明日香は遥斗が宮辺と一緒にいるのを見かけてしまうのだった。
[感想]
遥斗と明日香の距離が広がる1話。
・友達というのは
遥斗と明日香、忘年会で友達に戻ろうと言って以来、連絡を取り合っていない。実質、二人の関係は友達よりも距離のある存在になった感じ。もっとも友達だったら毎日連絡を取り合うものでもなく、何かの拍子に連絡を入れる、くらいなのかもしれない。
そう考えると友達とはなんだろう、と考えてしまう。実際、自分自身もこまめに連絡を取るわけでもなく、何か連絡を入れようと思うきっかけも乏しく。学生の頃に仲良し組の誰かが主体的に動かないと関係は疎遠になるものなのかも、と感じる。
遥斗と明日香の距離感というのは、自然なものなのかも。友達と何だろうかな?考えさせられる。
・理解し合うのは難しいもの
明日香が母親に、遥斗とのことを話している。その中で、母親が「夫婦でも恋人でも理解し合えるのは難しい。それでもわかり合いたいと思えるか。」が大事なのではないか、と言っている。
自分自身のことすら、人は理解しきれていないと思う。それだけに自分以外の人を理解し切ることというのは到底不可能なこと。明日香の母が言いたかったのは、理解するのではなく、その行動の意味を受け入れる気持ちを持てるか、どうかが問われているのだということだったのではないか。
人間関係の真理に近づく発言に感じた。
・それぞれの人生がある
明日香が和樹に、母親と話をしたことを語る。母は母でいろんな経験をしてきていたのを知ったという。自分の知らない人生を歩んできているのだと。この感覚、自分も強く感じる時がある。
自分の期待する行動とは違う反応を示す相手と会った時に、何かの拍子に、相手にもその人の歩んできた人生があって、それは自分とは全く違うものなのだと思うと、期待通りに動いてもらえると思うことの方が無理なのかな、と納得することがある。
明日香は、母親の中に、そういった自分とは全く違う人生を歩んできていたのを感じたのだと思う。そしてその発言を聞いた和樹も、自分の母親の再婚などに関して、納得することができたのだと思う。
人それぞれ別の人生を歩んでいる。家族であっても、100%お互いの行動を知っているわけではない。そこには自分の知らない生活が存在している。そう言ったそれぞれの人生をどれだけ尊重できるか。それが相手のことを受け入れることなのだと思う。
人生について考えさせられる1話だった。
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それでは、また次回!
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