こんにちは、Dancing Shigekoです!
救急系の月9。
今回は国内ドラマ『119エマージェンシーコール』第1話を紹介します!
[内容]
#CALL-1 緊急通報指令!声で命をつなぐヒーロー達
新人の粕原は兼下の指導が終わり、一人で指令管制室の対応に入った。漫画喫茶の火災、ショッピングモールの異臭騒ぎ、キックボードでの転倒などの通報を対応していく。粕原は当直後、気になって火災現場に行ってみたり、ショッピングモールへ行くなど現場へ足を運んでいた。
転倒した男性は病院へ搬送されたが、助からなかった。そのことで粕原はひどく落ち込んでいた。しかし、堂島に励まされて、再び管制室に戻って通報を待つのだった。
[感想]
消防局の新人指令管制員・粕原の奮闘を描く1話。
・現場を見ることの意味
粕原が火災現場を見に行っている。そこで想像している。通報者がどんなふうに動いたのか。その中から、場所特定には漫画のカバーを見てもらうとか、スピーカーで話してもらうなどの方法があったのだと考えている。
火事の時に、ハンズフリーで話してもらう、とその時に気づいていたのに、ショッピングモールの火災で女の子から通報を受けた時はハンズフリーにして、と言わなかったのはなぜなのか?と疑問が少しばかり残る。
その疑問をさっ引いて、現場を見ることの大切さを感じる。管制室から指示を出すだけで、つなぎの仕事だと兼下はいう。しかし、現場にどんなものがあるかを知ることで、想像力はより豊かなものになるのではなかろうか。
粕原、他よりも成長は早くいきそうな気配を感じた。
・耳の良さを活かす
粕原の特徴は耳の良さ。イタズラ通報してきた人の友人の声を覚えていて、さっきかけてきた男性の友人でしょ、と指摘してみたり、周りの音の変化からそばに清掃ロボがいたと見抜いてみたり、実に耳がいい。彼女の耳の良さは今後、どんな形で活躍する場を持つのか。
今回もかなり鋭かったけれど、もっと鋭い場面が出てくるのかも、と期待。
・想像力で人を助ける
管制室の人たちはつなぎだと兼下は言う。現場の人たちも安全な場所で何もしない人たちに現場をかき乱してほしくない、と食いついてくる。
あまり管制室と現場で関係は良くなさそうな感じ。現場が最終救助するから、管制室は誰からも認められない地味な場所というけれど、堂島は少し違う考え。
想像力で通報者の状況を見極めて、的確な指示を出す。そうすることで、通報者、あるいはその周辺の要救助者を助ける。想像力で人を助けると言い切っているのがカッコよかった。
被害を最小に止められるかは、管制室の人たちの力量次第なのだと強く感じた。
現場に出動する救急の裏で、事故の被害を最小にしようと努力する人たちがいるのを感じる1話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments