国内ドラマ『119エマージェンシーコール』第11話(最終話) 繋ぐことこそが指令室!
- Dancing Shigeko
- 4月1日
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
爆破はなんとかなるのか。
今回は国内ドラマ『119エマージェンシーコール』第11話(最終話)を紹介します!
[内容]
LAST CALL 不条理と希望、声がつないだ救命の循環
堂島にかけてきたのは、過去に堂島が通報をつけて警察に捕まった道瀬素子だった。爆破の通報が相次ぎ、指令室は慌ただしく対応。粕原はその中の通報者を助けることができず、その後、必死になっていた。
しかし姉との会話で自分のできることは繋ぐこと、一人では助けられないと考え直し、その後の通報に冷静に対処。道瀬が塩素ガスを至る所に設置して被害に遭った人たちの対応に追われるのだった。
[感想]
粕原が悩み、また一つ成長する一話。
・逆恨みの末
堂島が過去に受けた通報。道瀬が自分が夫を刺したと通報してきて、その時の対応がよくなかったから夫が死んだと難癖をつけられたと言う。その結果、懲役13年の刑に服していた彼女が出社してくるなり、逆恨みでまた犯罪を繰り返す。
人を殺す人の心理は分からないけれど、こんな支離滅裂な対応をされてはひとたまりも無いと感じる。堂島は爆破事件の犯人が道瀬だと分かってどう思ったか?
これが粕原だったら、道瀬が新たな犯罪をするのが自分のせいと気に病んでいたのだろうか。この辺りは堂島が割り切っているのを感じる。
・助けられた人たちが助ける側に
今回が最終話らしく、これまでに通報してきた人たちが今度は誰かを助ける側になって登場。以前、助けてもらったから、今度は誰かを助けたいと言う意思を見せて、指令室のメンバーを励ましてくれる。粕原も、余呉も、新島もみな緊急事態を助けてもらっている。
誰かを助ける。その結果、その恩が次へと繋がっていく。粕原はその事実を感じ取ったのかもしれない。
・繋ぐことの意味
困っている人を助ける。そのためには自分一人ではできないと言うことを改めて認識した粕原。指令室で繋いで行くことが十分人助けになっているのだけど、それでも彼女は十分では無いと感じていた。自分がもっとできることをしないといけない。自らをどんどん追い込んでいくような感じになっていた。
一人で全部ができるはずもなく、その事実を改めて痛感している。この粕原の心境、分かる気がする。仕事を頼まれたら、何でもかんでもすべて一人で片付けないといけないと感じるのは責任感の表れなのだと思う。
一方で抱えすぎて肝心のことが疎かになるのだったら、それは逆に責任を果たせていないことになる。仲間の力を借りて最大限の結果を出すこと、それこそが責任を果たすことなのだと自分は最近感じている。
悪意のある事件でも指令室一丸となって対処していく様子が頼もしく感じる1話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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