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国内ドラマ"秘密" 第3話 内面で変化が起き始める

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2021年9月5日
  • 読了時間: 3分

更新日:2021年10月10日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 前話からだいぶ間が空いてしまいました。

今回は国内ドラマ"秘密" 第3話を紹介します!


 前作の感想はこちら→第2話


 続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら)


[内容]

 直子は相馬にきちんと話をすると言って学校へ行った。通学の時に相馬と会った為、付き合うことができないと伝える。しかし相馬から父親のためだけに生きるのは嫌と言っていたではないかとなじられる。また由梨絵にも同じようなことを言われ、自分の生き方について疑問を抱き始める。

 一方、平介は遺族の会で梶川が違法に深夜のトラック運転のバイトをしていたことが発覚し、バス会社が梶川征子に賠償を請求するのではないかと考え始めていた。帰宅するとぼーっとしている直子がいた。晩御飯を外で食べることにして、いろんな話をしていると近所の吉本に話を聞かれていて、その場を取り繕う。

 平介は同窓会の誘いを受けて、参加する。二次会から直子も参加し、平介は緊張して馬を見守っていた。

 学校では相馬が欠席を続けていて、直子が話を聞きにいくが突き放される。しかし夜メールを受け取って、再び会いにいくのだった。

 平介は梶川征子から、梶川がお金を札幌のサワダミカコに送金するために金稼ぎをしていたのだと知らせに来る。手出ししてはいけないと思いながらもその詳細を調べることにするのだった。

[感想] ・平介の心の声が表す現実との難しさ

 同窓会の帰りに直子と一緒に歩いている時や、梶川征子が夫の通帳と仕送り先と思われる住所を持ってきた時など、その時々で平介の心の声が聞こえる。その声から、いかに今の状況に混乱しているのかが伝わってくる。直子も藻奈美もいないという感じで考える平介の置かれた状況は、一体どれだけ悩ましいものなのか。

 それだけに梶川征子から相談を受けた時に、協力してしまいたい、でもできないという思いにつながる。結局、どのタイミングで協力すると言ったのかが、ちょっと謎が残ったけれど、どうだったのか。

・過去形で話す直子

 私はいい奥さんだった?と質問を投げかけてくる直子。直子は死んだものとして話をしようとする直子、そしてこれからは藻奈美として生きていこうと考えている様子が見え隠れ。テスト勉強をしていくうちに、自分は直子ではなく藻奈美なのだと思い始めたようにも見える。その変化の意味するところは原作を読んでいるので、ある程度わかっているのだけれど、映像でこうして徐々に変化を見せていくのが、上手な演出だと感じる。

 それにしても、直子は同窓会でも、学校でも随所に不注意な”直子的な発言”を繰り返しているから、そろそろ周りの人が警戒するようにも思う。嘘を貫くことの難しさを感じた。

・同窓会二次会会場のしっくり感がいい

 同窓会二次会の場所が今回は気になる建物だった。その前の平介と直子が一緒に食事をしていたカフェのようなレストランも気になったけれど、二次会の場所はいかにもそういう目的のお店って感じで、参考になった。こういうドラマの中のレストランやバー(?)を参考にしておくと、普段の生活でも役に立つだろうと思った。

 また相馬が転がっていた公園のベンチ。ああいう場面も地味に羨ましい。公園のベンチで横になるとか、池(だと思う)を眺める、典型的な公園の活用法っぽくて良かった。


皆様の感想もぜひお聞かせください!


それでは、また次回!


 
 
 

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