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国内ドラマ"秘密" 第2話 静かにできる溝

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2021年7月19日
  • 読了時間: 4分

更新日:2021年9月5日


こんにちは、Dancing Shigekoです!


今回は国内ドラマ"秘密" 第2話を紹介します!


前作の感想はこちら→第1話


続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら)


[感想]

直子は春樹を払い除けて急いで帰っていった。そして一体、何が起きているのかを考える。翌日、学校で由梨絵に聞いてみると付き合っていたと知らされる。さらにおばさんっぽくなったと指摘されるのだった。付き合っていたと聞かされた直子は、春樹に交際できないことを伝える。

平介は遺族の会の後、偶然、梶川征子を見かける。梶川は慌てて立ち去ろうとしたが、その際に足を痛めてしまう。気になった平介は彼女を家まで送ってあげるのだった。そのままへやに招き入れられた。そこで貧しい暮らしをしていたのを目の当たりにする。ところが、亡くなった梶川運転手は、トラックの運転手の掛け持ちをしていたという。

そのことを帰ってから直子に話すと、直子は自分はそんな理由で亡くなったのかと悲しくなるのだった。そして梶川征子には2度と会わないで欲しいという。しかし平介はもっと真実を知りたくないのか、少なくとも自分は知りたいと言い争いになってしまう。

後日、平介は仕事で遅くなると連絡を入れて、梶川征子に会っていた。梶川がなぜ事故を起こしたのか、その詳細を知るために話をしようと思っていた。しかしあまり深くは聞き出せないのだった。

その頃、留守の間に藻奈美に春樹から電話がかかってきていた。会いに来たといい、強引に話をしようとするが、そこに平介が帰ってくる。春樹を追い返し、さらに直子が春樹にキスされたことを聞き、激怒するのだった。

その夜、直子は平介に迫るが平介は寸前で拒否。その対応に直子はやり場を見失っていくのだった。

[内容]

それぞれの生活の狭間で苦しむ平介と藻奈美を描く第二話

・藻奈美に親しく迫る春樹

 高校生。青春だねって思うのと同時にもっとやることがあるのではないか?ってドラマにツッコミを入れたくもなる。自分が春樹の立場だったら、を想像してみると、気が気ではないかもしれない。かなりの犠牲者を出したバスの事故。そこに一緒に乗っていたというのだから、やっぱり動揺するだろう。それだけに生きて帰ってきたときの姿は嬉しいに違いない。しかも事故前は交際していたというのなら、自然な行動なのかもしれない。

 しかし直子の立場から見たら、いきなり鬱陶しいのに捕まったって感じではないだろうか。直子は少なくとも春樹のことを藻奈美から聞かされていなかったみたいだし、そんな状態でキスされるのだから。

 たまに気になるのは、藻奈美と春樹の身長差。すごい前屈みになって話しかけている春樹の様子が気になる。どっちがどうなのだろう?この二人、この先どうなるのか。


・偶然見かけた梶川征子と距離を縮める

 一方、平介は多かれ少なかれ梶川征子との関係に、何かを期待している感じ。それは梶川にだけではなく、橋本先生に対してもそうなのかもしれない。自分のそばから、妻がいなくなり、いやいるのだけれど、体は高校生の藻奈美になってしまった状況で、平介は親として、直子の心の夫として、だけではバランスがおかしくなっていくのだろうって思う。やはりここも男としての気持ちが揺らぐ部分が分からないでもない。

 春樹といい、平介といい、男というのは女性のこととなるとどうしてこうも弱いのだろうって感じずにはいられない。


・平介と直子の距離感

 そして平介と直子。心では、日頃の生活ではお互いが夫婦であるかの会話をしている。二人だけで行動している間は、それでいいのだろう。しかし、世の中とはそう簡単ではない。二人だけで生活は成り立たないわけで、外との接触が、二人の距離を広げていっているように思う。周りを見るから、あるいは周りから気にかけられるものだから、徐々に歪みが生じてしまうのだろう。

 平介の周りでは、新しい女性が現れたら、どうなのかと問う。それに対して、直子のことをいうことができない状況、それゆえに自分の不自由な状態を思い出させられている、そんな流れのように感じる。

 距離を近づけようにも、近づけられない二人の関係。このもどかしさが辛い。


平介と直子、それぞれの周りで動きが増え始め、すれ違いが始まった気配がある第2話だった。

皆様の感想も是非お聞かせください!


それでは、また次回!

 
 
 

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