こんにちは、 Dancing Shigekoです!
ワクチン接種が少しずつ進んでいます。来年には安心して出かけられるようになりますように。
さて、今回は国内ドラマ"桜の塔" 第3話を紹介します!
前作の感想はこちら→第2話
続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら)
[内容]
警視正になった上條は警務部に異動し、監察官を任命されていた。そして最初の任務は、警察で押収した拳銃が横流しされている事実調査だった。
容疑に挙がったのは、捜査一課 水樹班の高杉警部補と轟巡査部長の2名だった。水樹に協力を要請して、2人を現行犯逮捕するために、罠を張る。再び拳銃を押収するが、すり替えは発生しなかった。上條はそのことから、情報を横流ししている内通者がいると考え始める。
そこで、さらに裏をかくため富樫にも協力をさせて、高杉が押収した薬物を横流しするところを現行犯で拘束する。
馳は資料保管室で決算処理をしていたが、上條から父親の話を聞かされて、自分の立場に限界を感じる。警務部の不正費用処理をさせられていると白状する。また高杉が荒巻総監の甥であることを教えてくれるのだった。
吉永は、上條から高杉を逮捕したと聞かされて、上條に欠点をつけることに成功したと考えていたが、上條は逆に吉永の不正の証拠を見せつける。しかし、千堂は吉永の不正を不問にするというのだった。上條は納得が行かなかったが、その場は引き下がるのだった。
[感想]
今回は上條が警務部に異動してからの事件簿。
・ 意外と同期思いの上條
今回、警察の不正を暴くというメインのストーリーと並行して、馳が元気をなくしている様子が取り上げられる。出世レースで警視正に上がれなかったということで、それ以来、元気がないという新垣。上條も馳が吉永の顔色を伺っているところから、何かあると気づいている。そしてその何かが、不正なお金の流れを作り出すことだと馳は暴露する。その直後に、睡眠薬を大量に服用して自殺を図るという展開。
馳からの連絡を受けて、急いで馳のところに駆けつける上條。さらに新垣にも連絡を入れて様子を見に行かせる展開が、ちょっと意外だった。もっとこの3人は自分のことばかり考えているのだと思っていただけに、同期の不調を案じて、行動にうつすという信頼関係は予想外。
ライバルでありながらも、決してお互いを嫌っていないのだという事実は、ある意味嬉しい発見の展開。
・ 水樹との協力
上條のやり方は認められない、前回そういう風に言っていたものの、上條がやろうとしていることに一定の理解を水樹は示す。そのため、今回の水樹班に容疑者がいるという事実を聞かされて、協力する。結果、高杉警部補が犯人だったと見破るところに辿り着く。
こうして水樹と上條は協力関係へと発展していく気配がある。仕事だけではなく、付き合いとしても発展していくのか。千堂の娘は上條と水樹の関係に不信感を抱き始めている。千堂の娘と水樹でバトルが発生するのだろうか。こちらの関係も気になる部分。
・ 権力を手に入れるために
上條同様、出世を狙っている千堂。今回の吉永の不祥事を不問にする代わりに弱みを握ったことで一歩前にでたと考える。そのやり方に納得できない上條。やがて上條と千堂の直接対決する日がやってくるのだろうと思わせるやり取りが繰り広げられている。
クラブのママとかとも少しずつ腹の中のさぐり合いが始まった感じで、いよいよ本格的に権力争いが泥沼化していきそうな気配。上條は予定通り警視総監になって、警察の膿を無くせるのか、今後の出世争いから目が離せない。
人間関係が少しずつ複雑化し始めたように感じる1話でした。この後、どうなっていくのか、楽しみです。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また明日!
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