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国内ドラマ『恋はDeepに』渚海音が星ヶ浜を守る!

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2021年6月22日
  • 読了時間: 5分

更新日:2023年6月8日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 企業でのワクチン接種が本格化しました。ここから一気に加速していきますように。


 さて、今回は国内ドラマ『恋はDeepに』を紹介します!


[基本情報]

 脚本:徳尾浩司

 プロデューサー: 枝見洋子 / 畠山直人 / 鈴木香織 / 山口雅俊

 主題歌:back number『怪盗』

 制作協力: AX-ON

 製作著作:日本テレビ

[登場人物]

渚海音:石原さとみ

 星ヶ浜の海を守るために全力で蓮田トラストの海中展望タワーの建設に反対する。

 楽しんでいる時の動きがすごく印象的、元気が分け与えられる。

蓮田倫太郎:綾野剛

 蓮田トラストの星ヶ浜リゾートのプロジェクトリーダーを任される。海音と出会い、これまでの考え方が揺らぎ始める。

 最初の頃はツンデレという感じだったけれど、後半はすっかりデレ。嬉しさのあまり舞い上がっている時の動きは愛嬌たっぷりだった。

宮前藍花:今田美桜

 鴨居研究室の特別研究員であり、海音の親友。

蓮田榮太郎:渡邊圭祐

 蓮田トラストでは、二人の兄が協力し合うことを期待していたものの、それが叶わないと分かり、行動に出る。藍花と交際し始める。

Mr.エニシ:福山翔太

 星ヶ浜のYouTuber。渚海音をこよなく愛し、彼女の行動を常にウォッチしている。意外と口が硬い。

鴨居正:橋本じゅん

 鴨居研究室の教授。星ヶ浜で海音を救い出し、姪として一緒に生活をする。その事がのちに大きな問題を起こす。

蓮田光太郎:大谷亮平

 蓮田トラストの次期社長で、倫太郎を目の敵にしている。星ヶ浜リゾートの計画も大幅に変更することを企んでいる。

 とにかく権力を持った嫌な奴って感じだったけれど、榮太郎の行動がきっかけで倫太郎との関係が回復した後は、できる男に様変わり。

[内容]

 星ヶ浜リゾートの開発を進める蓮田トラスト。目玉は海中展望タワーだという。それを知った渚海音は計画を阻止するために地域の番組で反対の意思を示す。縁合って鴨居研究室が星ヶ浜リゾートの環境調査のアドバイザーを担当することになり、渚海音はプロジェクトを推進する蓮田倫太郎に反対し続ける。二人は対立する立場であったが、徐々に惹かれあっていく。

[感想]

 星ヶ浜リゾートを守ろうとする渚海音と海中展望タワーを実現しようとする蓮田倫太郎の恋の物語。

・最後まで明確に語られる事がなかった渚海音の正体

 誰一人として、渚海音が何者なのかを明確に言わない展開で終わったものの、見ている側は彼女が人魚だと分かるという見せ方が面白い。鴨居教授、倫太郎は彼女が人魚だと分かっているけれど、口には出さず、鴨居研究室の人たちは気づかずにいる。

 海音が何者なのかって聞かれた時に、倫太郎が人間ではないんだと言って会議室へ入っていく。好きな食べ物はワカメ、体温は低め、潤していないとすぐに乾燥する、それが渚海音なのだと説明する。決して人魚なのだとは言わないところが興味深い。

 海音自身もその事は口に出さず、ただ住んでいる場所は深いところだとだけ話す。その彼女が郷土館の人魚の伝説を読んで、ショックを受ける展開は、非常に心が痛くなった。

 そしてMr.エニシもまたきっと彼女が人魚だと気づいていた。でも海女さんと言っているあたりが笑えた。


・海音と倫太郎の恋愛

 最初の頃はいがみ合い、対立しあってばかりの二人。星ヶ浜でスキューバダイビングをしていた倫太郎が岩に足を挟み、身動きが取れなくなってしまう。その倫太郎を海音が救い出した事がきっかけで少しずつ倫太郎が海音に対する見る目が変わっていく。最初は命の恩人として見ていたが、徐々に気になる女性になっていき、しまいには地上で誰よりも大好きだとまで言わせるほどに夢中になっていく。

 そんな倫太郎にとって、海音が帰ってしまうと知る事がどれだけ辛さだったのか。強がっていたものの、帰ってから光太郎に崩れ押して涙を流す。やはり相当応えていたのだと分かり、辛さを共感。立ち直れなくなりそうなところだけれど、また会えると信じて星ヶ浜に拠点を移す行動力はすごいし、それだけ海音を愛していたのだと感じる。世界は残酷だ、と思う。再会できた後は、一緒に暮らせるようになったのだろうか。

・蓮田三兄弟の行方にも注目

 光太郎が倫太郎に対して心を開いた後の二人の協力し合う関係が、ある意味ハッピーエンドだった。それまでの光太郎と倫太郎の対立は実に辛いものがあっただけに、この結末はよかった。

 前半の関係と言ったら、倫太郎は罪の意識から光太郎に言われても反論せず、光太郎はそれでも足りず、次々と罵っていくという展開が実に苦しかった。どうして兄弟で、そこまで対立しないといけないのか。側からでは分からない兄弟間の思いというのが伝わってきた。

 そんなギクシャクした兄二人を見ていた榮太郎が、無邪気さを出しつつも、心のうちではすごく傷ついている事実もまた辛いものがあった。その栄太郎が、蓮田トラストの株を売却するという形で反撃に出て、取締役に就任した時の変貌っぷりに驚き。とうとう落ちたのか、と思ったものの、光太郎と倫太郎のことを思ってやったことと告白してからは、またそれまでの軽い朝に戻る。そして三人の関係がいい方向に進んだのだから、よかった。

 やはり兄弟というのは、お互いのことを支え合えるような関係がいいと思わされた。


 海音の星ヶ浜に対する熱意とみんなをこよなく大切にする気持ち、そして倫太郎を愛する姿を堪能できるドラマだった。

[各話感想]

 第4話 明かされる秘密

 第9話(最終話) 笑顔で送り出す

 恋はもっとDeepにスペシャル 過去から未来へ


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


 
 
 

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