国内ドラマ"イチケイのカラス" 第5話 石倉が初恋の女性と再会
- Dancing Shigeko
- 2021年5月4日
- 読了時間: 4分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
高齢者のワクチン接種が本格化しました。7月末までに完了する目指す自治体が増えています。夏は少し安心した生活を迎えられそうです。
今回は国内ドラマ"イチケイのカラス" 第5話を紹介します!
前作の感想はこちら→第4話
続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら)
[内容]
入間は食い逃げ犯 元木次郎の審理、坂間はバレエ団の槇原楓が矢口雅也に暴行した事件で審理を担当していた。しかし入間がこの二つを併合審理にしようと提案する。理由は元木次郎が槇原が口論している場を見たと言う関連性からだった。
第1回公判で元木は口論している現場には3人いたと言う。槇原の証言と食い違うことから職権を発動して捜査に入る。元木は目撃したのが馬場恭子だと斷言。その裏を取るために証言をとっていくがバレエ団の不自然な証言しか得られなかった。馬場恭子も事件当時現場にいたかの裏どりをしていく中、石倉は馬場に会いに行く。馬場恭子は石倉の初恋の相手だったのだ。
石倉は彼女が痛みを堪えている練習している様子を目撃する。それで過去の公演も全部見て一つの事実にたどり着く。そのことを馬場と直接話をして確認する。入間はそんな石倉の様子に気付いていて、聞いた話を法廷で証言するか、しないかは石倉に委ねられると言う。
第4回公判で、石倉は法廷に立ち、石倉の股関節がボロボロでもうバレエができる体ではないと述べる。その陳述を聞いて槇原は事件の全貌を告白するのだった。
[感想]
石倉の初恋の相手を中心に事件の捜査が進んでいく一話。
・ 石倉と入間の恋愛競争が加速する⁉︎
石倉は坂間の事が気になっている。しかし、前回喫茶店で入間と坂間が二人でいるところを目撃して、勘違いしていた。今回、早々にみんなの前でその勘違いを炸裂される。入間も坂間も全否定する。その動きがコミカル。
その後、入間はある事が理由で、坂間のことをじっと見つめるようになる。その含みのある様子が面白い。周りは入間が坂間を意識しているって勘違い。それを聞かされた坂間も、入間の視線を気にし始めるという展開が、クスッと笑ってしまうコミカルさがあった。
この二人のやりとりに恋愛感情が絡んでくると、より一層コミカルになっていきそうで楽しみ。
今回は入間が坂間を、6歳児でも喜ぶような仕掛けで驚く様子を見たいと言う理由からじっと眺めていたのが、面白い。
ところで、石倉と馬場、こちらはどちらかが自分の想いを素直に話していたら、お互いの交際が始まっていたのだろうか?初恋ゆえに想いを伝えなかったのか、相手のことを想うために、バレエに集中させてあげたいと考えて、何も言わなかったのか。こう言う恋愛模様を見ているともどかしさがあるのが、恋愛なのだとしみじみと感じてしまう。そんなもどかしさとこのドラマはは、あまり合わないように思う。
・ 併合審理で一味違う法廷に
法廷もののドラマと言えば、昔見た"家裁の人"や"HERO"あたりが記憶に残るけれど、それらはいずれも事件の背景を深く調べ上げていく事がメインだった。このドラマも、基本的には事件の真相に迫るがメインだけれど、法廷の仕組みも少しずつ紹介されていくのがありがたい。ドラマも楽しみつつ、新たな知識がつくのと、興味が湧くのがいい。
実際に併合審理というのはどのくらいあるものなのだろうか。今回、まったく異なる事件の関係者が一つの法廷にいるというのはどんな感じなのだろう。被告席が一緒の場所にあるのだから、変な感じに見えてしまう。おとなしく座っておけるものなのだろうか?すごい仕組みがあるのだと、軽い驚きの一話。
・ トップの座を行くための犠牲
今回の事件では、馬場も事件現場にいた。しかしトップダンサーがいて、事件関係者となってしまうとバレエ団が潰れてしまうという理由から隠蔽に走ったと言う展開。しかし、実は馬場自身は怪我を隠していて、体に鞭を打ってバレエを続けている。本当はもう動けないくらいの怪我。
先日見ていた"ドラゴン桜"の岩崎もそうだったけれど、トップレベルになるためにはムリをしないとダメなものなのか?そんな疑問が過ぎる。もしムリをしないといけないのならば、何のためにトップを目指すのかと、さらに疑問が出てきてしまう。
実際にはドラマだから、物語に膨らみを持たせるための設定なのだと思う。あるいは、トップを目指すにしてもムリは禁物というメッセージだったのだろうか。スポーツに限らず、何事も万全の体調で臨めるようにする事が大切なのだと感じる一話。
石倉が中心に見えつつ、入間節がたっぷり出ている一話でした。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また明日!
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