国内ドラマ"24 Japan"第6話 外と内
- Dancing Shigeko
- 2020年11月14日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年3月30日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
日曜日に放送されているNHKの将棋トーナメント。放送が始まると、いつも"日曜日の朝、いかがお過ごしですか。”と質問を投げかけてくる。ふと、その言葉が脳裏をよぎりました。
さて、今日は国内ドラマ"24 Japan"第6話を紹介します!
前回の感想はこちら→第5話
<内容>
獅堂は死体をCTUに運び、水石に身元の割り出しを依頼する。さらにしばらくCTUの指揮を水石に代行してもらうようにお願いして病院へ向かった。そして到着するなり、寿々から話ができないか、函崎に相談する。難色を示す函崎に獅堂は寿々との日頃の関係を尋ね、威圧的になって行く。その場を六花が制して、丸く収める。容態が落ち着くまで待っている頃、獅堂に神林から電話が入る。獅堂は指示に従えと命じて、外に止めてあった車で移動して行く。
その後、函崎が戻ってきて寿々の病棟が移ったと聞かされる。六花は話を聞きたいと相談。すると函崎がまずは自分から話をしてくると言って、病室へ入って行く。そして寿々を窒息死させるのだった。その直後に水石から六花に電話が入り、死体の身元は函崎だったと聞かされるのだった。
その頃、朝倉麗は上州が息子の殺人の隠蔽に関わっていたと知り、縁切りしていたが、意味深な言葉を残される。そこから、隠蔽を考えたのが夫の遼平だと知り、ショックを受ける。選挙参謀の長田孫六に相談したところ、息子の件を正直に公表するべきだと提案されるのだった。
<感想>
刻一刻と事態が変化して行く。しかも状況は少しずつ獅堂の家族に手が伸びて行っている。獅堂は神林に命令に逆らえない状態になり、六花は寿々の父だと思っていた男に何処かに連れて行かれている。美有は以前、神林に拘束されている。地味に最悪の事態に巻き込まれている。
それに比べて、総理大臣を目指す朝倉麗は痴話喧嘩という感じ。娘への乱暴をした犯人を殺したとされる息子を巡って内輪揉め。
獅堂と朝倉で真逆の状態と言う構図が面白い。一方は外敵から迫る危機、もう一方は内部からの危機。気づけば朝倉暗殺計画の色が薄くなってきている。一つ疑問なのは、朝倉暗殺計画があると聞いたCTU自体は、朝倉の警備に当たっていないと言う事が、今更ながら疑問に感じ始める部分。
登場人物では、相変わらず美有が賑やか。剛が目の前で撃たれて殺されているのを見ていても、以前大声で逃げようと研矢に頼み込む。そんな事を聞かれたら自分も殺されるかもと言う発想がないところがすごい。危機的状況で落ち着いていられないと言うのを表現していると前向きにとらえてみる。
獅堂が病院に到着するなり、函崎に娘の関係が良好なのか、どこで誰と付き合っているのかも知らないのかと噛み付くあたりの行動は野性の勘だったのかと。結果的には、函崎は偽物だったことから、獅堂は相手に不審なものを直感的に感じていたのだろうかと思ってしまう。
高校生の寿々まで犠牲になり、非情な世界観は続く。1話に一人。つまり1時間に一人の犠牲者。本物の函崎は前日の23:00-0:00の間に殺されていたとなると、7時間で十人近くが犠牲になっている。不謹慎ながら、では次は誰が犠牲になるの?と考えが巡り始める。残されているのは、だいぶ主要メンバーだけになってきている感じなだけに。今回新たに登場したマイロ、ニセ函崎あたりはどこかで犠牲になるのか。
そして内容から離れた部分では、現時点で6話放送。内容自体は1時間ずつ進んでいると言う形だけれど、実際には何日も経っている。この撮影って大変だろうって思う。毎回、同じような感じに出演者たちを仕上げないといけないだけに。仲間由紀恵の目が充血しているのは、演出なのか地なのか。もしかしたら前作と並べて見たら、この変化はおかしいってところがあるのだろうって思うと別の観点でも楽しめるドラマかもしれないって思う。
いろんな楽しみが続く第6話でした。
皆様の感想もぜひお聞かせ下さい!
それでは、また明日!
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