こんにちは、Dancing Shigekoです!
無一郎が動き出す?
今回はアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』第8話を紹介します!
[内容]
#8 無一郎の無
無一郎が水のツボから脱出する。毒針の影響で体が麻痺しかかっていた。魚人が大量に迫ってくる中、無一郎は諦めかけていた。しかし父親の声が聞こえる。
そして10歳の頃の記憶が蘇る。母親が病気で苦しんでいる時、父親は嵐の中、薬草を取りに出かけていく。そのまま帰らぬ人になり、母親も同時に亡くす。それ以来、双子の兄 有一郎と生活を送っていた。
ある時、鬼がやってきて、有一郎もなくなる。それまで散々無一郎の無は「無能の無」「無意味の無」と馬鹿にしてきていたが、死に際で「無一郎の無は無限の可能性の無」と言い残すのだった。
[感想]
無一郎の過去が語られ、玉壺を前に一段強さが増す一話。
<悲しき過去>
・全てを失ってきた
無一郎が過去を思い出す。
父親の目は炭治郎と同じ赤い目だったと言う。そして10歳の頃は、まだ父親も母親も健在。さらに双子の兄もいる。兄はあまり無一郎のことを快く思っていない様子を見せている。
しかしその理由は、無一郎を思ってのことだと分かる。
無一郎に家族がいて、双子の兄までいて、さらに御館様にこの頃から注目されていた過去。その頃はまだ明るい未来という感じだったのに、両親が亡くなり、兄も鬼に殺され、どこか炭治郎のような境遇にも思える。
家族を失ったものは、皆柱になるものなのか。無一郎、実弥あたりがそんな感じ。
過去を見せるという描写は、人物像を濃くしてくれて、実にいい。
無一郎が、無表情なだけではなく、いろんなものを失ってきたことの表れだったとわかり、応援したくなった。
<記憶を取り戻す>
・強さはこれまで以上
その悲しい過去を思い出して、兄に気に掛けられていた過去を思い出して、無一郎は毒針の麻痺にも負けずに反撃を始める。
さらに金森から打ちたての刀を受け取って、集中力が高まっている。無感情の中に、絶対的な自信も持っていて、実際に強い。玉壺のことも一瞬で倒してくれそうな期待。
いろんな型を見せてくれているのも面白い。
次回には玉壺を仕留めるのかも?
<玉壺との戦い>
・優勢になりそうな気配
玉壺は鋼鐵塚の手を止めさせようと、そのことばかりに集中している。そのために無一郎の攻撃に一瞬、反応が遅れる。
玉壺は攻撃を受けたことを、自分がそれだけ集中して鋼鐵塚をなんとかしようと思っていたから、と妙に前向きな発想。
ツボからツボへと移りゆく玉壺だけれど、その一回一回に無一郎は攻撃を加えていく。
そしてとうとう首筋に大きな傷を残すまでになっている。
このまま玉壺を倒してくれそうな。それでいて、玉壺が他にも厄介な血気術を出してきそうな。何にしても、次にはある程度の決着が見られそうなスピード感になってきたように思う。
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それでは、また次回!
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