こんにちは、Dancing Shigekoです!
少しずつ登場人物が増えてきて、個性が面白くなってきた。
今回はアニメ『青の祓魔師(エクソシスト)』第6話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#6 まぼろしの料理人
雪男は女子生徒からのお弁当攻撃に困っていた。そこで燐に作ってもらうことを考える。燐も昼ごはんにありつけるようになるので、快諾。
ところが翌日二人しか住んでいないはずの男子寮なのに、弁当が食べられてしまっていた。寮の調理場を荒らされたウコバクの仕業だと分かるのだったが…
[感想]
燐の意外な一面が見える一話。
・お弁当女子に付きまとわられる
日中は高校生として授業に出席している雪男。彼の周りに三人の女子生徒がそれぞれお弁当を持ってくる。しかし雪男はそのお弁当を受け取らずに、燐がいることを口実に逃げていく。
さて、受け取らないのはなぜか?周りからの視線を気にするタイプではなさそうだけれど、一体、何が気になっているのだろう。美味しくなさそう、などと思っているのだろうか。不思議。
と言いながら、自分が逆の立場だったら、確かに受け取らないかも知れない、というのも分かる。本当にこうやってお弁当を用意してくる女子生徒っているものなのだろうか。と、興味が湧く。
・料理が得意
意外だったのは奥村燐が料理上手ということ。雪男もその部分はかなり買っている。その背景が描かれていたのが印象的。初めて作った卵焼きは塩辛かったみたいなのだけれど、それをフジモト神父が全部ぺろっと食べるエピソードが描かれる。その様子にもっと喜ばせたい、と思って必死に勉強したと言う。
料理、食べた人に喜んでもらいたい、そう思って作ったことがある。それだけに相手が食べた時の反応というのは気になったもの。そんな感覚を思い出す貴重な場面だった。
・意外とかわいい見た目のウコバク
攻撃的な悪魔が多い、という印象のこの作品の中で、ウコバクはコアラのような、子熊のような。小柄でフワッとしていそうで、コック帽をかぶっている。そんな見た目の悪魔。それでいて、燐と気持ちが通じ合った後の動きは、自信に満ち溢れていて、興味深い存在。今後もたまに登場する感じなのか、注目の悪魔(ではないのかな?)。
・毒々しい食べ物を出すメフィスト
ウコバクが拗ねてご飯を作らなかった時、メフィストが代わりに朝食の準備をする。その出てきた食べ物。赤くてぐつぐつしている。中に目玉のようなものが入っていそうな異様な見た目。それを食べた燐の衝撃の表情。食べるまでもなく、非常に危険な感じがあったけれど、案の定というところだろうか。
それでも、その得体の知れない食べ物を料理するメフィスト、何を考えているのか、謎が多い。
・嫉妬が膨らむ時
三人の女子学生が、雪男にどうしてもお弁当を食べてもらいたいと、男子寮まで追いかけてくる。そこにしえみが入っていくのを見かけ、さらに出てこないものだから、しえみが泊まっていくのかもしれないと考え、嫉妬心が膨らむ。
そしてとうとう寮の中に入っていくと台所にいろんな弁当の準備がされている。それを見て、全部をメチャクチャにしていく。結果、ウコバクの怒りを買うと言う流れ。
そこまで自作のお弁当を食べてもらいたいと思うものなのかな。そういう経験を自分自身はしたことがないから、この感覚は過度に感じる部分もあった。それだけ高校生というのは一途なのかもしれない、とも言える。
料理人悪魔は愛嬌があると感じる1話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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