こんにちは、Dancing Shigekoです!
正十字学園が襲われた後はどうなったのか。
今回はアニメ『青の祓魔師(エクソシスト)』第21話 を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#21 秘密の花園
雪男は祖父に連れられてドラグーンラボラトリーに連れて行かれていた。そこで悪を根絶やしにするために戦おうと持ちかけられる。
燐はネイガウスの尋問の様子を見ていた。ミシェルが反魂(死者を復活させる術)で何者かによって生き返させられていたと言う。しかしポーランドの人工生命研究所をバチカンのエクソシストによって焼き払われ、日本に逃げてきたと言う。
話を聞いた燐はミシェルを探すと言う。ちょうどその時、しえみから連絡がある。祓魔屋に行ってみるとそこにはミシェルがいた。燐が剣を抜くと、しえみは抵抗。その思いを汲んで、シュラに連絡。ところが一足早くオーギュスト・エンジェルがやってきてミシェルを連れて行こうとする。燐が抵抗していると、ミシェルが盾になって銃弾に倒れるのだった。
[感想]
ネイガウスの妻を追う一話。
<安らぎの場所>
・天空の庭
しえみが倒れていたミシェルを助け出す。おばあちゃんの残してくれた秘密の花園で治療をしている。意識が戻ったミシェルは、そこを天空(アマハラ)の庭だと言う。しえみは天空の庭のことを知っているミシェルに好意を感じて友達になって欲しいと言う。しかし、その思いは届かず、ミシェルとの関係は僅かな時間で終わってしまう。
そのやりとりだけを見ているとミシェルの心は決して悪魔に乗っ取られているわけではないのだろうって感じる。
<ミシェルをめぐって>
・約束を守らない燐
燐はミシェルを見つけたら連絡をするように言われていた。ところがしえみに呼ばれて、祓魔屋に向かうとそこにミシェルがいる。しえみに呼ばれたにも関わらず、ミシェルを見るなり青い炎に包まれてミシェルを切りつけようとする。
その短絡思考と、シュラとの約束を守らないあたりに、正直、腹が立つ。平気で約束を破り自分でなんでも解決できると勘違いしている。この性格、いつか誰かが傷つくことになって、後悔すると思われる。
・自分のために戦う姿を見て
ミシェルはサタンの子がオーギュストと戦っている姿を見て、なぜ自分のために?と疑問を抱く。同時にサタンの子がサタンと一緒と言う考えが薄れていっているのではないか、と感じられる。そして燐が撃たれそうになるのを自らが盾になってしまう。このままミシェルは死んでしまうのか。(既に死んでいるのだから、死ぬと言う表現も正しくないのかもしれないけれど)
撃たれたミシェルを抱き上げるネイガウスの姿。この構図が心を打つ。悲しすぎる。
<列車で向かう>
・ドラグーンラボラトリー
雪男が連れて行かれた場所。長い列車の旅の先には緑色の明かりが灯る研究所。そこは悪魔を倒すための兵器が揃えられている場所だという。雪男自身も悪魔の子かもしれないのに、祖父はなぜ悪魔を倒すことを考えるのか。そもそも雪男の母ユリはエクソシストに殺されたのであれば、復讐の矛先は悪魔ではなく、バチカンになるのではないのか?
そんなことを考えているとバチカンを統治するのはグレゴリーから自分になったと言って姿を見せるのだから、何を考えているのか。どうも裏があるのではないかと感じる動き。ここに来て怪しい気配がますます濃くなっていく。
ネイガウスにとっては悲しい結末のように感じられる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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