こんにちは、Dancing Shigekoです!
たまには穏やか。
今回はアニメ『青の祓魔師(エクソシスト)』第19話 を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#19 なんでもない日
志摩が杜山と神木に血液型と誕生日を聞いて占いをする。神木はその占いの内容に照れたのか、一人教室を出ていく。杜山はもうすぐ神木の誕生日だと気づいて、みんなに誕生日パーティをやろうと提案する。
神木に気づかれないように準備が始まる。燐と子猫丸はケーキ、志摩は誕生日プレゼント、勝呂と杜山は部屋の飾り付けを担当。志摩は朴に神木の好みを聞いて、一緒にプレゼントを買いに行くが、神木に気づかれてしまい、誕生日パーティのことがバレてしまう。
神木は不公平だと言って、みんなの誕生日をお祝いすることになるのだった。
[感想]
平穏に過ぎていく日々が描かれる一話。
<誕生日パーティを準備する>
・ケーキ作り担当
燐はお菓子作りはしたことがないけれど、得意の料理でケーキ作りに励む。子猫丸は和菓子作りを応用して燐をフォローする。悪魔になって燐を襲ったばかりで居心地が悪いと感じながらのケーキ作り。徐々にそのワダカマリが溶けていく様子が描かれていたのがよかった。子猫丸がこの後は普通に仲間として頑張れそうな気配が作り出されていたのが、安心材料。
・プレゼント担当
志摩は神木の好みを調査する。朴に聞くのが早いと考えて、教室に押しかけていく。その様子を神木に見られてしまう。もう少し上手にやらないとバレるに決まっている、と志摩の軽率さを突っ込みたくなる。
朴と一緒にプレゼントを買いに行くのまでつけられてしまって、ちょっと警戒心に欠ける。それが志摩の良さなのかもしれないけれど。
・飾り付け担当
勝呂が上手に紙工作をする。クマのつながった飾りを切り抜く。杜山は輪っかをくっつけていく飾りを作っている。パーティの当日まで10日以上ありそうだけれど、かなり必死に準備している様子が面白い。結構、気合が入っているのがいい。パーティの飾り付けって、こうして手作りで作ったものを飾るのが魅力なのかもしれない、と感じる。
<それぞれの思い>
・クリスマスと誕生日が一緒の雪男
12月27日が誕生日の雪男と燐。いつもクリスマスと誕生日のお祝いを一緒にしてもらっていたという。そのため、誕生日ケーキと言ったらサンタクロースが乗っていて、メリークリスマスと書かれているものだと思っている。
15歳、もっと外の世界に触れているだろうから、誕生日ケーキとクリスマスケーキの違いがわかりそうな気もするけれど、悪魔が住むこの世界。パラディンの父親に育てられた二人だから、ちょっと世間のことを知らないこともあるのかもと思う。
こう言った自分の中の常識と世間の常識のギャップというのは、知らずにできているものなのだろうなと思うと育った環境の影響は大きいと感じてしまう。
・親友を連れていかれて
神木は志摩が朴と親しく話している様子が気になってしまう。噴水のところで楽しそうに話している様子を見て、あんな奴を好きになってはあかんよと、心配を口にする。ところが休日に二人で出掛けていく様子を見つけてしまうものだから、気が気ではない様子。謎の変装をして追いかけていく。
会話の断片だけが都合よく聞こえてきて、どんどん二人の関係を勘違いしていく。人は聞きたいことだけが聞こえる、見たいものだけが見える、そんな典型の展開。
雨が降ってきて朴と志摩が二人で仲良く傘に入っている様子に相合傘と勘違いし、さらに朴の目のゴミを取ろうとしている志摩を、キスをしようとしていると勘違いして、とうとう止めに入る始末。
朴を取られたくない、という思いと恋愛下手の両面が出て、かなり恥ずかしいというか、若いと感じてしまう。口調は突っ張っているけれど、まだまだここに登場する人たちは幼いのだと痛感。
・パペットくん
神木の誕生日パーティをやろうとなった時にパペットくんは手伝う人に含まれていない。ところが、神木が志摩から聞き出して、みんなが誕生日パーティの準備をしている教室に入ってきた時にはパペットくんがいる。彼は一体、どうしていたのだろう。相変わらず、存在感が薄いままだけれど、このままなのだろうか。そろそろ何かをアピールしてくれそうな気配もあるのだけれど、そんなことはないのかな。
<正十字学園から外出>
・買い物をしにデパートへ
志摩と朴がデパートへ行く。そこの小物屋でプレゼント探し。この辺りは至って一般的な作り。正十字学園のつくり自体は異質なのに、建物の中は標準的なのだから、住んでいる人たちにしてみたら、特に違和感なく生活できるのだろう。
それとも正十字学園を離れたところの、一般的な街に行っていたのだろうか。あまりにも標準的なデパートが出てきて、デートみたいなのが印象的だった。
たまには悪魔と戦わない穏やかな日もあると感じる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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