こんにちは、Dancing Shigekoです!
続けてみているといつの間にか終わりが近づいていた。
今回はアニメ『鋼の錬金術師』第48話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#48 さようなら
エドはスロウスをエタノールに錬成し直して気化させていた。ラースは号泣している。その直後、ウィンリィが現れ、アルを捕まえていく。実はエンヴィーだった。アルを取り返すために、エドは追いかけようとするが動けず、逃げられてしまう。駆けつけてきたイズミと共にセントラルに行って、大総統を仕留める作戦に変更。
その頃、マスタングもまた大総統を狙って行動をしていた。エルリック兄弟を逮捕したとの連絡を受けて中央司令部へ向かうと、そこでは騒ぎが起きていた。問題ないと判断して、マスタングは大総統邸を目指す。その途中でエドと会うのだった。
[感想]
少しずつホムンクルスが減っていく一話。
・泣くラース
スロウスが徐々に気化して行く。そして何も無くなる。その様子にただ泣くだけのラース。エドはラースが泣いていたことにショックを受けていた。後でイズミが現れた時に自分は泣くことすらできなかったと。母親と思っていなかったわけではないのだろうけれど、非情になっている自分に少し悲しさが滲み出ていた。
こうしてエドは少しずつ大切にしているものを失っているのかもしれない。
・騙されやすいアル
スロウスを片づけた様子を影から見ていたウィンリィ。来ちゃったと言いながら姿を見せる。アルはウィンリィが来て、まんまと騙される。どう考えてもこのタイミングでこの場所にウィンリィはおかしいのに油断する。そして見事にエンヴィーに拘束されてしまう。
アル、もう少し警戒したらいいのに。でもいつも忘れてしまう。体は大きくてもまだ、13歳か14歳。人を信じやすいお年頃なのだと。仕方のない展開なのだろう。
・助けに現れるイズミ
さらにイズミが駆けつける。自分にも何かできるのではないかと思ってやってきたという。エドが窮地に立たされていることを想像していたのだろう。そしてラースを倒せるのは自分しかいないと思ったのかもしれない。もしかしたらラースを倒す時にイズミも自らの命を落とすのかもしれない、そんな未来が一瞬脳裏をよぎった。
・ヒューズのために全てをかけるマスタング
偽エルリック兄弟が捕まっていると知らず、中央司令部に潜入していくエドとイズミ。大総統がいると思ったら、娘の誕生日でいないという。代わりにいたのはフレッチャーら。さらにロス中尉。彼女たちにフレッチャーを任せて、外に出て行くと、マスタングがいる。ヒューズの仇を取るために、大統領邸に行くという。大総統になることよりも、これまで積み上げてきたものよりもヒューズの仇を優先するマスタング。その思いの重たさがずっしりと感じられる。
・その思いを受け取るエド
エドはそこの思いをしっかりと受け取ったのだろう。だからこそ、マスタングの代わりに大総統と戦うことを決めたのではなかろうか。元々戦うつもりでいたものの、マスタングには無理をさせられないと考えたのだろう。
少なくとも今回の展開を見ている限り、エドが一人で乗り込んでいきそうな気配。果たして、どんな結末が待っているのだろうか。
ラスボスが近づいてくる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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