top of page
検索

アニメ『鋼の錬金術師』第28話 原点回帰

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2022年7月23日
  • 読了時間: 3分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!

 

 デスノートよりもエピソード数が多いみたい。


 今回はアニメ『鋼の錬金術師』第28話を紹介します!


 前回感想→こちら


[内容]

#28 一は全、全は一

 エドとアルは無人島に置いていかれた。それはイズミの元に来て、本修行を始めるかどうか判断するために一ヶ月無人島に置いていかれた時と同じだった。

 一は全、全は一。その意味を考えて無人島での一ヶ月の生活を送っていた。その頃のことを思い出しながら、エドらは現在もまた島で時間を過ごすのだった…

[感想]

 エドが原点に立ち返る一話。

・無人島に放り出される

 まだ幼いエドとアル。その二人で無人島に放り出される。真っ先に考えるのは生き延びられるか、ということ。猛獣はいないというのがイズミのコメント。しかし、変な番人はいる。島から出ていけと追いかけ回してくる。騙されたと感じる二人。なんとか逃げ切っていくものの、しばらくその人物に振り回されている。

 そう言った絶対的な恐怖がいるから、その他諸々のささやかな恐怖は感じていなかったのかも。夜中に寝るのだって心配になりそうなところ。結構、図太い二人だなとも感じる。

 無人島での生活といって思い出すのは映画『キャスト・アウェイ』。二人いる分、気持ちは楽だったかもしれないと想像してしまう。

・初心を思い出す

 母親を錬成したと聞かされたイズミは二人を無人島に放り出す。その無人島は、二人がイズミに弟子入りした時にも連れてこられた場所。その時に比べて、いろんなことができるようになっているし、強くなっている分、命の危険を感じることが少なくなっている二人。それでも当時のことを思い出すことで、自分達がやったこと、これからやろうとしていることを向き合う時間を作る。

 何事も初心に立ち返ることが大切だと感じる。自分にとって、初心を思い出せる場所はどこだろうか。そんなことを考えるきっかけになる設定。

・生き抜くために

 初めての無人島。生き残るために、まずは食糧。罠を作ってウサギを捕まえるも、命を奪うことができない。躊躇しているうちに狐に横取りされてしまう。追いかけていくと、狐の子供たちに親ギツネがウサギを与えている。そんな光景を目の当たりにして、二人はどう感じたか。

 しばらくは殺すのは、動物ではなく魚にしようと考えて、過ごす。

 やがて、自分達は世界の一つであることに気づき、ウサギを殺して食べることもできるようになっていく。

 一は全、全は一の意味をなんとなくながらも理解していく。最後に師匠にそのことを伝えると吹き出しながらも二人に本修行にうつろうというのだから、イズミはかなり器量が大きいと感じる。


・突き放しているようで

 無人島に放置されて、1ヶ月。イズミはただ放り出すだけではなく、死ぬことがないように護衛をつけていた。護衛っぽく見せず、島の守護者っぱい演出はつけていたものの、実はエドとアルが死なないように見守らせていたと言う。

 ただ突き放すのではない、常に相手ことも考えている。こう言った配慮がいい。厳しさの中に優しさのある人物というのに憧れる。

・謎の少年の正体は?

 エドとアルをイズミが迎えに来る。誰かいるようだね、とイズミは異変に察知。ここまでも何度か影が見えた人間。その人間がついに姿を見せる。青い澄んだ目の少年。その意志のない感じの目に、ホムンクルスの気配がある。一体、何者なのか。

 原点に戻り、次へ動き出そうとする二人の行方が気になる1話だった。

 

 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



 
 
 

最新記事

すべて表示

Comments


© 2023 サイト名 Wix.comを使って作成されました
当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

 
 
bottom of page