こんにちは、Dancing Shigekoです!
鳴子はついていけるのか?
今回は アニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』第15話を紹介します!
[内容]
#15 攻防!ダウンヒル‼︎
下りに入る。総北は箱学が追ってくるのを感じながら逃げていく。しかし鳴子は酸欠で視界が狭くなっていた。ガードレールにぶつかりロスが発生。それでもついていく鳴子。
箱学は黒田が一気に追い上げる。一時はすぐそこまで総北に追いつくが京伏・御堂筋が怖いもの知らずのスピードで追い上げてくる。そして一気に箱学を交わす。さらに総北に迫る。総北は鳴子がはねてしまう。その隙に御堂筋は前と出ていき、上りに突入するのだった。
[感想]
下りで戦況が一気に変わる1話。
・酸欠視界不良
一年前のインターハイ。鳴子が見えていないことに小野田、今泉が気づいたのは水の受け取りの時。今回は登りに入ってから。
もし鳴子が少しばかり素直で、チームのためにプライドを捨てて、視界が不良だと言っていたらどうなっただろうか。小野田が後ろに下がり、鳴子を真ん中に挟む走り方にはならなかっただろうか。そして小野田が後ろから鳴子に指示を出す。
10センチ左によって走ってくださいとか、言えたのではなかろうか。
そうしたら御堂筋に抜かれることはなかったのかもしれない。
そのような展開を想像していた。しかし、実際には鳴子は視界不良であることを言わず、黙ってついていく。
ガードレールにぶつかった時に異変に気付けないものなのか。
ギリギリの戦い、みんなまずは自分がミスをしないことに集中しているのだろう。そしてガードレールにぶつかってもおかしくないと思っているから、鳴子の衝突をミスと考えたのだろう。彼らの考え方を想像すると興味深い。どんな考えを巡らせているのか。
・後ろ振り向きすぎ
箱学の気配を感じ始める。それ以降、小野田が頻繁に後ろを見ている。50メートルまで迫ってきた。40メートル、30メートル、とカウントダウンをしている。
昔、リレー(実際に走るリレー、自転車ではなく)の時に、どんなに後ろが気になっても振り返るな。振り返るたびにスピードが落ちるから常に前を向いて走れ、と教わったことがある。
小野田のこの行動は、この時の言葉を思い出させる。後ろを振り返るたびに、スピードが落ちているのではないのか。地味に小野田が足を引っ張っていた、ということはないのか。
ずっと前を見て走っていたら、実は上りまで先頭で行けたのではなかろうか。仮に優勝できなかったら、ここの展開は大きな反省点ではないのだろうか。
・勝利への執念
御堂筋がどうやって追いついてくるのか。どんな計画でいるのか。まったく想像できない中での追撃。下り坂で仕掛けてくるとは。確かにこれだったら納得。下り坂は恐怖にどれだけ打ち勝てるか。御堂筋なら、恐怖すらも捨てて下ってきそうな気配がある。だからここで追いついてくるというのはありそうな展開。
270度のヘアピンカーブを減速せず異常な体勢で曲がっていく。この場面、一年前のインターハイでも見せた曲がり方。これこそが御堂筋と言った感じ。黒田はそれを去年見ていなかったから、驚きを隠せない。
御堂筋を知っている人なら、そこで減速しないと分かったはず。箱学はここで離脱か。それとも真波が山で再び戻ってくるか。
勝つためにすべてを削ってきた御堂筋、今年も最後まで手強い存在になりそう。
御堂筋に抜かれたけれど、黙っていないのは鳴子。最後の力を振り絞って追いついてくれると信じたい1話だった。
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それでは、また次回!
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