こんにちは、Dancing Shigekoです!
鳴子ねばれるか?
今回は アニメ『弱虫ペダル GROLY LINE』第19話 を紹介します!
[内容]
#19 近づく山頂
小野田と今泉は順番に引っ張りあっている。そして先頭で鳴子が落ち始めた時に、追いついてくる。鳴子とのバトンタッチをして、小野田が全開で追いかけていく。あっという間に箱学に追いつき、さらに山頂までの残り500メートルでついに京都伏見に追いつくのだった。
[感想]
山頂争いが激しくなる一話。
・小野田に支えられる今泉
今泉はここまで散々心が折れそうになってきた。どちらかというと折れていた。手嶋には暴言を吐き、勝負を半分諦めていた。ところが、小野田が地味にフォロー。みんなが追いつくことができたのは今泉が、待つと判断してくれたからだよ、と天然の励ましを言っている。というか、小野田は素直にそう思っている。この純粋な励ましの言葉に、今泉は自分自身が一人前である必要はないことに気付かされる。みんなで支え合って、ゴールを目指したらいいのだと再び思い始める。
小野田の何気ない一言。あれが意図的だったら、すごいし、天然だとしてもすごい。生まれ持った才能なのかもしれない。みんなを盛り上げることが自然にできる。彼はかなり貴重な存在だと思う。
・後ろからすぐにくると信じている鳴子
御堂筋はなかなか落ちていかない鳴子に、このままペースを抑えられるとまずいと考えて、自ら仕掛けていく。鳴子をガードレールに押しやって、リードをとる。鳴子は御堂筋の接触に持ち堪えることができず、完全にペースが落ちてしまう。
しかし、鳴子はそれを負けとは思っていない。後ろから確実に総北のジャージが迫ってきていることを確信している。そして今泉に、「おそいぞ、スカシー!」と声をかけている。バトンタッチをきちんとして、鳴子はペースを落としていく。
そのまま二日目でリタイヤしてしまいそうなほどの消耗っぷりだけれど、どうなったのか。回収されるのか。
一人でずっと先頭と張り合い続けていた鳴子、やり切ったという感じが出ていたのが印象的。これで今泉が追いつかなかったら、飛んだ災難だっただろうと思う。
・誰もが圧倒される小野田の走り
そして黙っていない小野田。先頭に追いつくためだけでもかなり消耗しているだろうに、鳴子が見えると、一気に加速。さらに箱学の新開の走りに動じることなく交わしていく。ペースが落ちるどころか、どんどん上がっていく。自分が勝つためではなく、チームが勝つために出せる力を最大限出している。新開はただただ驚き。
御堂筋も、またしても小野田か、と思っている。誰もが認めるクライマー。小野田がこのまま山頂を取るのか。それとも今泉がバトンを受けて、山頂と、ゴールを取るのか。
ここにきて、一気に熱い戦いになってきた。そしてこのシーズンでは二日目の結末までしか見られないのではないか、という感じになってきた。
果たして二日目はどこが取るのか。総合優勝に向けて二日目の最後の争いから目が離せない展開の一話だった。
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それでは、また次回!
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