こんにちは、Dancing Shigekoです!
次はどうなる?
今回はアニメ『宇宙兄弟』第97話を紹介します!
[内容]
#97 消えないんだ
年末、日々人は月を眺めていた。なかなかミッションが決まらない状況から覚悟を決めているようだと六太は感じていた。
六太は年が明けてから、シミュレーション用管制室に入って、新たな訓練が始まるのだった。
[感想]
前に進む六太、立ち止まったままの日々人を描く一話。
・ヒューストンでの年越し
六太、日々人の両親がヒューストンに来ている。日本から持ってきたお笑い番組を見ている。しかし盛り上がっていない。初めてのヒューストンでの年越しをどう過ごしたらいいか分からないと言った感じ。
それでも日本から持ってきたのか、買ってきたのか、うどんを茹でて、天ぷら揚げて、年越しうどんを食べている。蕎麦ではなくうどんを食べるあたりが南波ファミリーらしいとも感じる。なんだかんだと楽しんでいる感じがある。
普段と違う場所で年を越す感覚。わかる気がする。大連に住んでいた時は年末だけは日本に帰ってきていたから、年越しを海外となると幼い頃だけのように思うけれど、日本国内でも年越しを家以外で迎えると落ち着かない感じは今でもある。
年越しと家。なんだろう、この説明できない安堵感。この日以外の外泊はなんとも思わないのに。そんな自分と同じような感覚を南波母も感じていたのだろうと想像してみた。
・日々人を気にかけながら新たな訓練
六太は日々人がもう時期、新しいミッションの訓練が始まると信じている。年越しの時に、もうみんなから消えないんだよ、一度パニック障害を起こしたという事実は、と弱気な発言をしている日々人がいて、六太は気の利いたことを声がけできなかったと思っている。そのことが気に掛かりながらも、訓練を続けている。
自分のこと以上に気になっているのかもしれない。そこまで気にすることができるというのは、実に仲の良い兄弟だと思う。
・バトラー室長が全力を尽くす
その六太の不安を助長したのがバトラー室長とゲイツが駐車場で揉めていたこと。あの二人が一体何を話していたのか。その様子から不穏な空気を感じ取ってしまっている六太。
バトラー室長はなんとか日々人に再びミッションに就かせようと働きかけしている。ゲイツのことも説得しようとしている。それでも、結果は届かず。
まさかの日々人の宇宙への可能性が閉ざされる瞬間がやってくるとは。この展開はさすがに意外。六太と日々人が同じミッションで月に行く時が来ると思っていただけに、まさかの結末。この後、逆転があるのか。
六太は天国、日々人は地獄と感じる一話だった。
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それでは、また次回!
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