こんにちは、Dancing Shigekoです!
最終日、どうなる?
今回はアニメ『宇宙兄弟』第52話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#52 兄とは常に
星空を見ていると、六太はアマガエルを見つける。そして昔のことを思い出す。兄とは常に前をいく存在でなくてはならない、と思っていた頃のことを思い出している。一度は諦めていた宇宙飛行士への夢。日々人が月面に着陸することになり、仕事を頭突きで辞めたことがきっかけで再び宇宙を追いかけるようなったことを思い出すのだった。
[感想]
六太が過去を振り返る一話。
<原点は頭突き>
・宇宙飛行士への道は
2006年7月9日に六太と日々人が山に出かけていく。六太がニホンアマガエルの鳴き声を録っている時に、日々人は謎の光を目撃。そして六太を捕まえにきて、一緒にその光原を見にいく。その日が二人の原点。
それから大人になって、日々人は夢を叶えている。六太はどこで夢を諦めたのか自動車会社で勤めている。しかし日々人のことを揶揄われて、上司を頭突きしてしまう。そしてクビになる。これがきっかけで宇宙飛行士への道が動き出す。
人生にはこうして、忘れていた夢に近づくチャンスというのが何度かあるものなのかもしれない。そのチャンスを掴むか、離すかは本人次第、ということなのかもと思う。
<浮き沈みがあるもの>
・六太のこれまで
六太のこれまでの人生を見ていると、弟の前を進んでいたいと思った小学生の頃。それから、徐々に日々人が差をつけ始めて、自分は前を進むことができないという後ろ向きな感情に包まれる。それで夢を忘れていたけれど、やっぱり宇宙に行きたいという気持ちが残っている。
トントン拍子とまでは行かないけれど、JAXAの試験にパスして、なんとか候補生として土俵に立つことができる。
兄とは常に弟よりも先に行っていないといけない、その思いを断念した時、六太の本当の挑戦が始まったのだろうと思う。日々人よりも劣るという思いから、自分自身のために頑張るという姿勢に変わって、だいぶ前向きになったように見える。
人というのはちょっとしたきっかけで変わっていくものだと思う。
<月が近い>
・満月が見える
六太が過去から今に戻ってくる。そして満月をみんなに見せる。間近に見える月。それだけ空気が澄んでいるということなのか。望遠鏡を用意したら、日々人たちが見えるのかもしれない。自分の弟がいる月が近くに見える。どんな心境で見届けていたのか。
最終日になると思っていたら、ならなかった一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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