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執筆者の写真Dancing Shigeko

アニメ『宇宙兄弟』第43話 存在感抜群のブライアン

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 日々人どうなる?


 今回はアニメ『宇宙兄弟』第43話を紹介します!

 前回感想→こちら


[内容]

#43 ブライアン

 日々人はブライアンが置いていった人形を見て、ブライアンとの出来事を思い出す。いつも来てやったぞ、日々人、と調子のいいことを言って、いい加減な感じを見せながらも、腕前はピカイチ。他の電話をしながらも、日々人にも的確な指示を出せる人間離れのことをする。そんなことができるのは、あと六太くらいしか知らないと思い出している。

 しかし非情にも日々人の酸素残量が0分になる。意識を失いかけた時に、ブライアン3号機が日々人の前に現れて、酸素供給できるのだった。


[感想]

 ブライアンとの思い出が描かれる一話。

<決め台詞が記憶に残る>

・来てやったぜ、日々人

 日々人がブライアンのことを思い出している。オリオンのシミュレータを何度挑戦しても失敗している。失敗が連続して、休憩を取ることになる。そこにブライアンがやってくる。「ブライアン・J様が来てやったぜ、日々人」と声をかけてくる。待っていただろうっと言わんばかりの様子でやってくるブライアン。

 何かあると、ブライアンはいつもその調子でやってくる。

 そして月面。酸素残量が少ない状況で、日々人がブライアンが残した人形を見つける。それを見ていると「来てやったぜ、日々人」と言う声が聞こえてきそうになる。しかし、実際にはこない。それでも存在感が大きいのを感じさせる。

 とうとう酸素が尽きてしまって、意識が遠のいていきそうな時に、再び日々人はその声を聞く。「来てやったぜ、日々人」と笑顔でやってくるブライアン。待っていたか?と言わんばかりの表情を浮かべている。そこにやってきたのは、ブライアンと名付けられた酸素供給機。

 ブライアンのその言葉は偉大、と感じる。

 改めて、惜しい人を失ったのだなと思うエピソード。


<日々人が現れた場所を知って>

・悔しがる原田

 日々人が六太の予想した地点に現れて、誰かは文句を抱くだろうと思っていた。それが星加の部下の原田というのもいかにもという感じがする。もっと力のある人物がそんな不満を抱いてしまおうものなら、内部分裂は避けられない状況になるだろうから。

 こういう若手社員が不満に思うので止まるのがちょうど良いように思う。

 そんなみんなの心境を知らずに、待合室で待っている六太。平穏で信じていられるのがいいことだと思う。


<月面の一角>

・ブライアン人形が置かれていた場所

 月面がどういう場所なのかは分からない。ブライアンがずっと昔に月面に着陸しているのは事実。あたりを歩いた痕跡が残っている。ということは、月面では風が吹かないのだということになる。だから足跡も残るし、ブライアンが置いていった人形も倒れずに残っていたのだと思う。さらに空気がないためなのか、光が真っ直ぐに届くのだと思う。

 こんな感じで宇宙飛行士の置物を置いてくる飛行士が出てくるのかもしれない。兄弟で同じものを持っていて、その宇宙服には写真も貼ってある。

 結構、羨ましい設定だと思う。アームストロング氏とかも置いていったのだろうか。興味津々。


 ギリギリのところで日々人が助かって一安心の一話だった。

 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



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