アニメ『プラネテス』第12話 この恨み！？

　こんにちは、Dancing Shigekoです！

　恋愛が活発化するのか？

　今回はアニメ『プラネテス』第12話を紹介します！

[内容]

#12 ささやかなる願いを

　フィーはトイボックスを月の修理センターに持って行っていた。オーバーホールしている間に、タバコを一服しようと喫煙エリアに向かうと爆発が起こる。宇宙防衛戦線の仕業だと発表される。その後、隣の都市まで行って喫煙しようとするが再び爆破が起き、吸えず。

　トイボックスをオーバーホールが終わってセブンに戻ってからタバコを吸おうとすると、ハチマキとタナベの言い争いで喫煙スペースが故障してしまい、吸えず。デブリの回収に向かうと、それは宇宙防衛戦線がセブンに向けて放った自爆用デブリ。フィーはタバコを吸えなかった怒りから、そのデブリにトイボックスで体当たりしに向かうのだった。

[感想]

　フィーがタバコを吸えずにイライラする一話。

・どの世界にもテロ

　人類はどこに行ってもやることは一緒。宇宙に出ても資源を搾取して、無駄な争い、私利私欲のために活動している。それを快く思わない人たち、宇宙防衛戦線。月で次々と爆破を起こしていく。

　どの世界にも、言葉ではなく、暴力という形で主張を通そうとする人たちがいる。話し合いで解決できる世の中というのは、実現が難しいのだろうと思う。であるならば、せめてテロの被害に遭うのを最小限にすることができたらと思う。

　宇宙でもテロ。悲しい世界観。平和な日がくることを願う。

・ハチマキとタナベが喧嘩

　ハチマキがリュシーに呼び出される。そして喫茶店で話をしている。偶然、喫茶店にいるハチマキを見かけたタナベが話しかけに行こうとすると、リュシーに答えているハチマキの声が聞こえてくる。その内容が交際を申し込まれているような感じのものになっている。たなべは勘違いして、チェンシンとのデートに気合いを入れることにしている。

　そして後日、ハチマキとタナベがデートのことで言い争いが始まる。その様子は痴話喧嘩そのもの。二人は気づいていないのだろうか。その様子が仲良しな二人という風に見られているのを。

・フィーの暴走

　フィーがタバコを吸えずにイライラしている。セブンに戻ってやっと心置きなくタバコが吸えると思っている。その時のウキウキしている様子が印象的。思わず吹き出してしまう。

　それなのにタナベとハチマキの痴話喧嘩で、喫煙装置が故障して、いよいよ怒り爆発。そこに偶然、回収しようとしていたデブリが宇宙防衛戦線が仕掛けたデブリと知って、暴走が止まらない。この怒りどこにぶつけてやろうと言った感じで、トイボックスで体当たりに行っている。

　セブンを守るため、と言った立派な目的ではなく、これまで散々タバコを吸う妨害をしてくれた腹いせのつもりだっただろうに、それでも表彰の対象になっている。日頃の行いがいい証拠だろうか。

　今回はフィーの行動に共感の1話だった。

　前話感想→こちら

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　それでは、また次回！