こんにちは、Dancing Shigekoです!
偽妻はどんな人になるか。
今回はアニメ『SPYxFAMILY(スパイファミリー)』第2話を紹介します!
[内容]
MISSION2 妻役を確保せよ
バーリント市役所で働くヨルは独身27歳。周りからは変わり者扱いされている大人しい女性。実は彼女はいばら姫と呼ばれる殺し屋。その夜も監査局ブレナン次官の暗殺任務をこなしていた。
彼女は土曜日の会社のパーティにパートナーと一緒に来るように誘われていた。弟からはまともなパートナーか確認できるまで昇進は見送っておこうと思うと言われて、パートナーのいない彼女は困っていた。
一方、ロイドの方は二次試験の面接のために妻探しを始めていた。アーニャの服を買いに行ったお店で彼の後ろをとったヨルに興味を示す。声をかけられたヨルもロイドに興味を示したがアーニャがいるのを見かけて、がっかりする。奥さんに殺されるから無理と思っていたら、アーニャが心を読んで上手に二人の関係を繋げる。
そしてロイドはヨルと土曜日のパーティに、代わりにヨルは面接に妻として協力することで利害が一致するのだった。
[感想]
ロイドの妻が見つかる一話。
・おとなしめの変人ヨル
市役所の休憩所で会話をしている女性4人。このご時世、独身でこの歳になっていると怪しまれると話題になっている。ヨルに話がふられて、自分は恋人なんていないと反応している。おとなしい感じでその場を凌いでいる。
ところが、実は彼女は殺し屋。依頼事項をきっちりとこなしていく。ギャップがすごい。どう見ても、そんなタイプには見えなかったのに、こんな裏があるとは。
そして彼女がきっとロイドの妻候補になるのだと思うと、スパイと殺し屋。ともに裏の顔を持つ二人が夫婦を演じると言うのは、なかなか面白い設定と思う。予想外の人物の登場でこれからの展開が楽しみ。行き違い、隠し合いが楽しめそう。
・二人の裏を知っているアーニャ
そして早速、ヨルとロイドが服屋で会う。自分の背後を気配なく取られたことに危険を感じるロイド。ロイドに声をかけられて、ヨルは職場での会話を思い出している。それなりに素敵なのだから、男がいないはずがないと言われていたのを思い出し、自分の容姿に注目して声をかけられたのかと期待。しかし、子連れだと分かって、奥さんに殺されることを考え出す。と言って、子供を殺したら殺し屋だとバレてしまう、など考えを巡らせている。
その心の声を聞いていたアーニャは楽しいことが起きたとウキウキして、二人をなんとかくっつけようと、まずはヨルの勘違いをなくすために「アーニャ、母いない」と言い始める。それで、ロイドも上手に嘘をついてヨルに近づく。なかなかに絶妙なコンビネーション、アーニャのヘルプに気づいていないロイド。かなり巧みに作り上げられているすれ違い、隠し合いが面白い。
・スパイであることを隠して接近するロイド
早速、ロイドがヨルに言葉巧みにいい寄る。ところが逆にヨルから一緒に職場のパーティに一緒に来てほしいと言われる。この絶妙なバランス。Win-Winの関係とはこのこと。お互い相手に都合よく演じてもらえるところがいい。
いざパーティの日に遅れてきたロイドが血がついているのを精神病患者が暴走して怪我をしたと平気で嘘をつき、勢いでヨルの夫と言ってみたり、かなりいい感じで出来上がっていく人間関係が面白い。
嫌がらせで、ピラフをぶちまけてやろうとしていたら、ヨルが足で受け止め、ロイドはそのことを特に突っ込むことなく危なかったなと笑い合っている。この二人、変人夫婦の出来上がり。どうやって普通の人っぽく過ごしていくのだろうか。
まずはアーニャの面接がどうなるのか、楽しみになる一話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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