映画『ザ・ハント』人を狩るのは悪趣味では?
- Dancing Shigeko
- 2022年9月23日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年7月23日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
映画鑑賞は楽しい。
今回は映画『ザ・ハント』を紹介します!
[基本情報]
原題:The Hunt
監督:クレイグ・ゾベル
脚本:ニック・キューズ
デイモン・リンデロフ
製作:ジェイソン・ブラム
デイモン・リンデロフ
製作総指揮:クレイグ・ゾベル
ニック・キューズ
スティーヴン・R・モレン
音楽:ネイサン・バー
製作会社:ユニバーサル・ピクチャーズ
ブラムハウス・プロダクションズ
ホワイトラビット・プロダクションズ
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
上映時間:89分
[登場人物]
クリスタル・クリーシー:ベティ・ギルピン
スノーボールと呼ばれている。
感情があまり表情に出てこない感じの女優さん。
アシーナ・ストーン:ヒラリー・スワンク
狩り(ハント)の首謀者。
ヒラリー・スワンクだとは気づかなかった。(仮装しているわけではないのだけれど)
[内容]
クリスタルを含む計12人の男女が猿轡をされた状態で草原に放り出される。草原には巨大なコンテナがあり、その中には武器があった。各自武器を取り上げていると、どこからともなく襲撃を受け、次々と殺されていく。クリスタルらはその攻撃から必死に逃げ回るのだった。
[感想]
上映時間が90分を切る短い作品だったので、鑑賞してみた。
追うもの追われるものを描く作品。
・なぜそうなるのか
飛行機で乗客とフライトアテンダントのやりとりが描かれる。キャビアを食べたか、とかシャンパンを頂こうか、と会話が進む。どこかぎこちなさがあると感じてしまう。始まってすぐのこの場面から不自然さがあるのだから、その後の展開も次々とあれ?って感じ。
まずは目を覚ました乗客に対して、起きるのはまだ早い、と先ほどシャンパンを入れてもらっていた男性がその乗客に掴みかかる。そして床に倒し込んで、首元にペンを差し込むという衝撃の場面。どうしてそうなるのか。
さらに後方から出てきた女性がヒールで、倒れている乗客の目を叩く。そのまま目玉が抜けるというえぐさ酷さが際立つ出だし。
一体、これから何が始まるのか?と不安が積もる。
・映像の中心人物が次々と
気づくと草原にいる乗客たち。しかも金属を口に咥えた状態。苦しそう。飛行機に乗っていたであろう女性が、なぜそこにいるのか、って表情で辺りを見回している。他にも同じように猿轡をされている状態の男女が見える。みんな、草原の中央にあるコンテナに近寄っていく。
女性は途中で鍵を見つける。猿轡についている南京錠の鍵で、近くの男性の猿轡を取り外す。そして女性も外してもらう。
こんな感じでしばらくその女性が中心の映像が続く。
コンテナの中から出てきた武器のうち、銃を受け取ると、どこからともなく銃撃がある。姿勢を低くしたものの、直後女性の頭に直撃して血が飛び散る。と言った感じで、あれ?彼女が中心人物ではなかったのか?と見る側としては戸惑い。
その後は、女性が猿轡をとってあげた男性が中心の映像になるものの、彼もまた途中で殺される、という展開。誰が中心人物なのか、掴みづらい展開。
・ガソリンスタンドへ逃げ込む
一旦、誰が中心人物かは忘れてみていると、男性がガソリンスタンドのお店へと逃げ込んでいく。ここはどこだと聞くと「アーカンソー州」と答えが返ってくる。店員たちが妙に愛想よく男性の相手をしている。と思いきや、ここでも発砲。次々と血が。
・地下壕に逃げ込む
ガソリンスタンドのお店で生き残った女性クリスタルと男性が外に出て、辺りを見渡す。線路に触れるクリスタル。列車が来ると言って、走って先に進もうと。
そこからは謎の展開。通り過ぎていく列車に飛び乗って、先へ進むが、途中で兵隊が待っていて彼女らは拘束される。その後、何がどう起きたのか地下壕みたいなところに場面が移り。。
と、どうも後半は記憶に薄い展開。
・首謀者に会いに行く
最終的に富裕層の人物たちが、自分たちにとって都合の悪い発言をした人たちをターゲットに狩りを楽しんでいたと言うことが明かされていくのだけれど、やや響かない。さらに首謀者の女性に会いに行って、そこでも一悶着。
そして終わっていく、と言う展開。
見終わった後に記憶に残る部分が少ない印象の作品だった。人殺しの映像のむごたらしさに途中見るのをやめようかと思ったことの方が印象に残ったかもしれない。
鑑賞日:2022年9月23日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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